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最大600馬力! スバルの「ド迫力スーパーカー」!? “超合金鰹節”ボディ&巨大ウィング採用! スバルが本気で作った「VIZIV GT」とは

くるまのニュース 2024年1月2日 18時10分

レースゲームシリーズ「グランツーリスモ」には、自動車メーカーと共同で作成した架空のレーシングカーが多数存在しています。中でも、スバルが作製した「スバル VIZIV GT ビジョン グランツーリスモ」について、SNSなどでは様々な反響が集まっています。

■「スバル VIZIV GT ビジョン グランツーリスモ」に称賛の声集まる

 2023年9月15日に実写映画も公開された人気レースゲームシリーズ「グランツーリスモ」。本ゲームでは、スバルの制作したレーシングカー「スバル VIZIV GT ビジョン グランツーリスモ」が活躍しています。

 スバルらしい、迫力たっぷりなこのクルマに対し、SNSなどでは様々な反響が集まっています。

 1997年にプレイステーションで発売されたゲーム「グランツーリスモ」。3Dモデルで表現された実在車両が、実物同様のリアルな挙動をすることで人気を呼び、現在ではレースゲームにおける代表的な作品として知られています。

 最新作は、2022年発売の「グランツーリスモ7」。また、2023年9月15日には実写映画「グランツーリスモ」が日本で公開されており、こちらも高い人気を集めました。

 そんなグランツーリスモにおいて、スバルの協力によって作られたバーチャルレーシングカーがスバル VIZIV GT ビジョン グランツーリスモです。同車はスバルがこれまで参戦したラリーやレースでの経験が活かされて、制作されているといいます。

 ベースになっているのは、2014年3月のジュネーブショーでスバルが提案した「SUBARU VIZIV 2 CONCEPT」というコンセプトカー。この車両に、なんと食品の「鰹節」からインスピレーションが加わり、最終的なデザイン案が固まりました。同ゲームの紹介動画では「超合金鰹節」などと表現されています。

 フロントのヘキサゴナル・グリルからリアに向けて一気に抜けるショルダーライン、側面に張り出したブリスターフェンダーなどでスバルの世界観を再現。硬質な金属のように見えるボディーは、カーボン素材をフル活用されており、車体車重を1380キロにまで抑えています。

 パワートレインには、チューニングを施したスバル伝統の2リッター水平対向エンジンと、フロント・リアに合計3つ置かれたハイパワーモーターを採用。最大600馬力、最大トルク82kgf-mを出力します。

 各モーターの出力は独立制御でき、コーナリングでの回頭性を飛躍的に向上されています。しかも、その動きはフェンダーに内蔵されたトルクベクタリング・ランプによって可視化しているため、初心者であってもその高いパフォーマンスを余さず扱うことが可能です。

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 ハイパワーなパワートレインに優れた制御性、ワイド&ローの迫力を備えたスバル VIZIV GT ビジョン グランツーリスモは、まさに“スーパーカー”のような存在です。

 その反応を探ってみると「かっこいいクルマ」「これ、本当に大好き」「めちゃくちゃカッコイイ」といったコメントが多数。やはりその外観に惹かれる人は多いようです。

 中には「LFAのように、数量限定のスーパーカーとして数千万円でも良いから出して欲しい」と希望する人も。一方で「こんなクルマを出せるだけの体力は、スバルにないだろうな……」と寂しげにつぶやく声もありました。

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