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ホンダ新型「高級3列ミニバン」日本初公開! 豪華&快適シートがスゴい「オデッセイ」2年ぶり登場!

くるまのニュース 2023年11月28日 19時10分

ホンダが、新型「オデッセイ」を名古屋モビリティショー2023で国内一般初公開しました。どのような特徴があるのでしょうか。

■ホンダ「オデッセイ」名古屋で実車公開

 ホンダが、ミニバンの新型「オデッセイ」を名古屋モビリティショー2023で国内一般初公開しました。どのようなクルマなのでしょうか。

 名古屋モビリティショー2023は、2023年11月23日から26日にかけてポートメッセなごや(名古屋市港区)で開催されました。「東京モーターショー」が「ジャパンモビリティショー」に名称を変えたことを受け、「名古屋モーターショー」も「名古屋モビリティショー」へと進化し、4年ぶりに開催された形です。

 オデッセイは1994年にデビューし、2013年11月には現行の5代目が登場しています。

 歴代モデルが踏襲してきたスタイリッシュなデザインや乗り心地、走行性能はそのままに、低く維持されていた全高が拡大され、新たに両側スライドドアを装備するなど大幅に刷新。

 加えて、堂々としたフロントフェイスやオットマンとシートバック中折れ機能を持たせたプレミアムな2列目シートを採用するなど、ミディアムサイズミニバンから上級クラスミニバンへと路線変更が図られました。

 その後、2モーターハイブリッドモデル(e:HEV)が追加されたほか、2020年11月にデザイン変更を伴う大規模な刷新を実施。さらに力強い印象を与えるフロントフェイスの採用やインテリアの質感の向上、先進運転支援「ホンダセンシング」の機能向上などが行われています。

 2021年末には、製造していた狭山工場の閉鎖を理由に生産がいったん終了しましたが、復活を希望する声を受け、中国で現地生産されている改良型を輸入販売することが決まり、2023年9月に先行受注が始まっています。

 ラインナップは2モーターハイブリッドのe:HEVで、「e:HEV ABSOLUTE」「e:HEV ABSOLUTE EX」「e:HEV ABSOLUTE EX BLACK EDITION」の3種類を設定。

 新モデルは内外装ともに一部が変更され、エクステリアはバー5本の新しいフロントグリルを採用するほか、スモークのテールランプを採用し、精悍な表情に一新。

 インテリアは基本的に従来モデルと同等ですが、新たにボタン式の「エレクトリックギアセレクター」(通称、電制シフト)が採用されました。

 この電制シフトはブラインドタッチできるよう、バックギアやドライブギアのボタン形状を大きく変えることで、シフトミスを防ぐ工夫もされているようです。

 このほか、2列目シートが電動調整になったことに加え、折りたたみ式のセンターテーブルとシートヒーターを装備。ホンダセンシングも近距離衝突軽減ブレーキ、オートハイビーム、急アクセル抑制機能(オプション)を追加し、安全性能の刷新も図っています。

 新しいオデッセイは、2023年冬に発売される予定です。

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