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次期「エルグランド」に日産ファンから反響殺到! 世界初公開の新型「プレミアムミニバン」どう思う? 元祖「キング・オブ・ミニバン」復権に何を望むのか

くるまのニュース 2023年11月30日 13時10分

日産は「名古屋モビリティショー2023」に新型コンセプトカー「ニッサン ハイパーツアラー」を出展しました。同車は高級ミニバン「エルグランド」の次期型を思わせるモデルとして、SNSでは様々なコメントが投稿されています。

■日産の新型「プレミアムミニバン」に反響あり!

 日産は2023年11月23日から11月26日までの4日間、ポートメッセなごや(名古屋市港区)で開催された「名古屋モビリティショー2023」に、新型コンセプトカー「ニッサン ハイパーツアラー(以下、ハイパーツアラー)」を出展しました。
 
 同車は「最高級ミニバン」の将来像を示す先進的なコンセプトカーで、東京ビッグサイト(東京都江東区)で10月28日から11月5日まで開催された「ジャパンモビリティショー2023」で世界初公開されたモデル。
 
 その堂々としたサイズ感と上質なデザインが「次期型エルグランド」を彷彿とさせることから、SNSなどでは同車と日産への様々な意見が投稿されています。

 このハイパーツアラーについて、日産は「おもてなしの精神や上質さ、自動運転をはじめとする数々の先進技術を融合した“プレミアムEVミニバン”」と説明しており、すぐさま市販化されるものではなく、あくまでも完全自動運転を可能とした未来の移動空間の提案モデルだといいます。

 そのエクステリアは、シンプルな面構成とシャープなキャラクターラインを組み合わせたボディパネルが印象的で、組子模様のホイールやボディカラーも“日本の伝統美”を感じさせるもの。

 ウインドウ下のショルダーラインを構成し車体を一周する溝にはLEDライトが内蔵されており、ヘッドライトやシグネチャーランプとしても機能。

 前後のドアは観音開き式に開くスライドタイプで、Bピラーレスの構造を採用したことで広々とした空間の演出におり一役買っています。

 フルフラット化されたフロアは全面にLEDパネルを内蔵し、自然の風景や好みの映像を映し出すことで新しいラグジュアリー感の提案も行なわれています。

 そんなハイパーツアラーのパッケージングには、全固体電池を搭載し超低重心化を実現した「ニッサンEVテクノロジービジョン」を採用。さらに日産の電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」を組み合わせることで、4輪を自在に制御した滑らかな加減速と安定感のある走りを実現するといいます。

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 日産には現在も大型高級ミニバンのエルグランドがラインアップされていますが、今回展示されたハイパーツアラーはエルグランドの次期型モデルを想起させると話題となり、SNSには様々なコメントが寄せられました。

 そこで多く見られるのが、「新型エルグランドと関係が無いわけないでしょう」「日産ファンです。エルグランドの復権を待ち望んでいます」「日産の最先端技術を投入して高級ミニバン=アルファード一強という現状を変えてほしい」「高級ミニバンの礎を築いたのは日産です。技術の日産復活の狼煙として起死回生の一台をお願いします!」などの、日産ファンからの熱い期待が込められた次期型エルグランドへの想いです。

 また、「もっと日産の現実的な新型車を見たい」「歴代エルグランド乗りからしたら、セレナでは役不足に感じます」「もし新型が出るのならそれを見てからでないと他車種に移る気持ちにもなれない」「理由は“待ってる”これに尽きます!」と、実際にエルグランドに乗っているオーナーからは“次に乗るクルマを選択するためににも新型を見せて欲しい”という切実なコメントが投稿されました。

 そのほか、「カッコいい!もうそのままで販売してくれ!」「高級ミニバンにe-4ORCEの搭載は魅力的だね」といった、ハイパーツアラーのデザインや構造を活かしての市販化を望む声もあり、今回のコンセプトモデルの方向性で実際に開発が進められるのかについても注目が集まっています。

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