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トヨタ「ランクル」よりデカイ! 日産「爆速SUV」実車展示へ! 全長5m&1500万円超えの「パトロール ニスモ」登場へ

くるまのニュース 2023年12月3日 10時10分

2023年11月28日、福岡モビリティショー実行委員会は、4年ぶりの開催となる福岡モーターショーを「福岡モビリティショー」と名称を改め実施すると発表し、同時に出展車両の一部を公開しました。この中に、日産「パトロールニスモ」が含まれるようですが、どのようなモデルなのでしょうか。

■日産のデカすぎ“爆速”SUV! 「パトロールニスモ」実車展示へ

 2023年11月28日、福岡モビリティショー実行委員会は、4年ぶりの開催となる福岡モーターショーを「福岡モビリティショー」と名称を改め実施すると発表しました。

 同時に出展車両の一部を公開しましたが、「北部九州生産車両展」の中に日産「パトロールニスモ」が含まれるようです。

 パトロールは、1951年のデビュー以来、世界中で販売される日産のフラッグシップSUVです。耐久性や信頼性、安全性、全地形対応性能などで人気を博しています。

 国内ではかつて「サファリ」という車名で販売されていたこともありましたが、2007年に販売を終了しており、現行の6代目は中東やアフリカ、オーストラリアなどで展開される海外専売モデルとなっています。

 パトロールニスモは、そんなパトロールのハイパフォーマンスモデルです。今回展示されるのは、2023年2月14日に中東で登場した2023年モデルと思われます。

 ボディサイズは、全長5315mm×全幅2035mm×全高1940mmとかなり巨大で、トヨタ「ランドクルーザー」やレクサス「LX」よりも大きいサイズです。

 エクステリアは、フロントバンパーに設けられた大きな開口部や、ニスモで特徴的な赤のアクセント、リアバンパーのディフューザーが大型SUVとは思えないスポーティな印象です。

 また、F1マシンをインスパイアしたというLEDリアフォグライトは、悪天候下でブレーキランプと同じ明るさを放ち、安全性に貢献します。

 インテリアは、ニスモのレーシングヘリテージを強調しながら、ラグジュアリーな快適性の高いデザインを実現。キルティング加工を施した上質なシートや、アルカンターラを用いたステアリングホイール、ボディ同様の赤いアクセントにより、スポーティでダイナミックな雰囲気を演出しています。

 パワートレインは、最高出力428馬力・最大トルク560Nmを発揮する5.5リッターV型8気筒エンジンを搭載。このエンジンは、日産「GT-R」のエンジンを手作業で組み立てる5人のマスターエンジンビルダーによって調整されます。

 これに組み合わせるトランスミッションは7速AT、駆動方式はAWDです。足回りには、ビルシュタインのサスペンションとショックアブソーバーを装備し、通常モデルよりもより良いハンドリングを実現しています。

 参考までに中東での価格は、39万5000UAEディルハム(約1592万円)です。

 日本で販売されていないモデルなだけに、今回の展示は貴重な機会となるでしょう。

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