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レクサス「和製スーパーカー」登場! 1億円超え斬新デザイン&純白ボディの「最上級クーペ」 走行距離285kmの個体が凄かった!

くるまのニュース 2023年12月7日 11時50分

日本が誇る最高峰のスーパーカーと言えるレクサス「LFA」。多くのファンがいることからオークションに登場すると高額な落札価格で取引がされることも珍しくありません。

■走行距離285km!? 新車同様のLFAがオークションに登場

 レクサス「LFA」は日本が誇る最高峰のスーパーカーと言える1台で、世界的にも名車として高く評価されています。   
 
 そのことから、多くのファンが存在し、その希少性も相まってオークションに登場する度に、高額な落札価格で取引されることも珍しくありません。

 LFAは2010年にデビューしました。当時の新車は販売価格が3750万円ということもあり、大きな話題を呼んだクルマです。

 2012年まで生産されていたLFAですが、総生産台数はわずか500台とその希少性の高さもあり、近年の中古車市場での取引価格は1億円を超えることもあります。

 通常のクルマと同様に、個体の状態が良いほど取引価格も上がり、特に状態の良い個体を求めるコレクターも多く存在します。

 そんななか、新車同様の走行距離となっているLFAが発見されました。

 今回の個体は2012年式のモデルとなっており、生産終了の年に販売されたナンバー376のモデルです。

 エクステリアカラーは「ホワイテスト・ホワイト」で、傷ひとつない状態。生産から10年が経過していますが、日焼けなどの劣化もなく、ペイントは新車同様のコンディションに磨き上げられています。

 クローム調のシルバーのホイールも全く傷がない状態で、なかからは赤く塗られたブレーキキャリパーが輝かしく光っていて、存在感を放ちます。

まだビニールが付いている状態のレクサス「LFA」(Photo:Collectingcars.com)

 この状態の良さは、もちろんインテリアも同様です。

 ブラックをベースとしたインテリアに、シートなどはレッドのレザーアプホルスタリーで仕上げられており、スポーティかつ上質なカラーリングになっています。

 タコメーター等は電子性のものになっており、これはLFAのエンジン回転速度が早すぎるため、アナログの針では追いつかないことから、全車電子が装備されることとなった話が有名です。

 左ハンドルのこの個体には、新車時に取り付けられているシートのビニールカバーが装着されたままとなっており、ヘタリや使用感なども全くありません。

 エンジンルームも内外装同様に新車状態が維持されています。4.8リッターV型10気筒エンジンは、560馬力の最高出力を誇り、アイシン製の6速ATに組み合わされます。

 最高速度は時速約326km。0-100加速100kmは3.7秒と、まさに世界のスーパーカーと互角に戦える性能を誇っています。

 そんなLFAですが、今回発見された個体の最も驚くべきポイントはその走行距離の少なさです。

 生産から10年以上が経過している個体であるにもかかわらず、その走行距離はわずか177マイル(約285km)と新車同様の距離となっています。

 この極上のコンディションと希少性が相まって、この個体の取引価格は78万1800ドル(約1億1577万円)というプライスタグで落札されました。

※ ※ ※

 LFAは和製スーパーカーとして、世界的に高く評価されているモデルです。

 なかでも高額なのが「ニュルブルクリンク・パッケージ」と呼ばれる特別仕様車で、これらは過去に約2億4000万円でオークションにて落札され、大きな話題を呼んでいました。

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