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スズキ新型「スイフト」発表! 美グリル&“斬新”内装がカッコいい!「印象に残る」デザインとは

くるまのニュース 2023年12月7日 19時10分

スズキが新型「スイフト」を発表しました。「一目見たら印象に残るデザイン」を目指して開発された4代目は、どのような特徴があるのでしょうか。

■4代目スイフトが登場

 スズキは2023年12月6日、小型乗用車の新型「スイフト」を発表しました。4代目となる新型は、「一目見たら印象に残るデザイン」をコンセプトに外観や内装が進化しました。どのような特徴があるのでしょうか。

 スイフトは、スタイリッシュなデザインやキビキビとした走りが評価されており、2004年に世界で名称を統一した初代モデルの発売以来、グローバルでの累計販売台数が約900万台に達するスズキの世界戦略車です。

 現行モデルは3代目で、2016年に発売。ハッチバックで通常仕様のスイフト、同じくハッチバックでスポーツ仕様の「スイフトスポーツ」、セダンで海外モデルの「スイフトセダン(海外名:スイフトディザイア)」といったタイプが存在します。

 今回、登場したのは通常仕様のスイフトで、フルモデルチェンジを受けるのは7年ぶりです。

 スズキによると4代目となる新型スイフトのデザインは、「一目見たら印象に残る」ものを目指して開発したといいます。

 エクステリアは、先進的で走りを想起させるスタイリングに。

 具体的には、ボディは、クルマ全体を包み込むラウンド形状が先進的なイメージを表現し、個性や走りを想起させるスタイリングを追求したといいます。

 フロントグリルは、美しい光沢を放つピアノブラック調を採用。見る角度や距離、光の当たり方によって立体感が増すといいます。

 LEDヘッドランプは、L字型のポジションランプがシャープな表情を演出。さらにLEDフォグランプ(ハイブリッドMZに装備)やリヤコンビネーションランプと組み合わせることで、ワイド感が増し、強い印象を作ります。

 ルーフは軽快な印象を与えるフローティングルーフに。リヤは台形フォルムを形付けたことにより、安定感のあるたたずまいを表現しています。

 16インチアルミホイールは、リムからセンターに向けて長い線を使うことで、強い印象を与えるデザインを採用しています。

■インテリアは光の加減で変化

 インテリアは、乗り込んだ瞬間にワクワクするようなデザインを目指したといいます。

 具体的には、インパネとドアトリムをつなげ、ドライバーとクルマの一体感を強調するとともに、インパネ中央が浮き上がるような形にすることで、軽快さと先進性を表現しています。

 また、一部に3Dテクスチャーが施されたフロントドアトリムクロスやインパネは、角度や光の加減により立体感が変化する緻密な構造です。

 インパネ中央に配置されるオーディオやエアコンパネル、スイッチ類などはドライバー側にやや傾けたコックピット風のレイアウトを採用。ドライバーの手が容易に届き、使いやすさを考えた自然な姿勢で操作できます。

 ディスプレイオーディオは、スズキ初の9インチタイプを搭載。さらに9インチの全方位モニター付メモリーナビゲーションも、メーカーオプションとして設定しました。

スズキ新型「スイフト」

 フロントシートは、肩から脇にかけての表皮の割りを一新。表皮は立体的な三角形柄とし、精緻さを印象付けています。フロントヘッドレストは、高さと厚みが先代スイフトより約10mmアップしています。

 ボディカラーは、新色の「フロンティアブルーパールメタリック」「クールイエローメタリック」を含むモノトーン9種とツートーン2種が設定されます。

 このうちフロンティアブルーパールメタリックとバーニングレッドパールメタリック、ピュアホワイトパールは3層コートの塗膜構成を採用し、深みのある質感と高彩度の発色を実現しています。

※ ※ ※

 新型スイフトのボディサイズ(2WD車)は、全長3860mm×全幅1695mm×全高1500mm。

 パワートレインは、新開発の1.2リッター3気筒エンジン(Z12E型)とCVTを採用し、ガソリン仕様とマイルドハイブリッド仕様が用意されます。また、国内のスズキ車では初めて、マイルドハイブリッド搭載の5速MT車も登場します。

 新型スイフトのグレードは、ガソリン仕様の「XG」、マイルドハイブリッド仕様の「ハイブリッドMX/ハイブリッドMZ」を設定。さらにCVT車は2WDと4WDが選択できます。ハイブリッドMZに設定される5速MT車は、2WDのみです。

 価格(消費税込)は、172万7000円から233万2000円です。CVT車は2023年12月13日、5速MT車は2024年1月17日に発売されます。

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