トヨタの欧州法人は「カローラシリーズ」の新たな改良モデルを発表しました。これについて日本でも様々な反響が集まっています。
■オシャレな「オニキスグリーン」2トーンカラーを新採用
トヨタの欧州法人は2023年10月13日、ハッチバックやツーリングスポーツ、セダンといった「カローラシリーズ」の新たな改良モデルとなる2024年型を発表しました。
カローラシリーズの登場に、日本ユーザーから反響が寄せられています。
トヨタのカローラシリーズは1966年に登場。2021年には世界累計販売5000万台を達成するなど、トヨタを代表するブランドのひとつです。
現行モデルは2018年に登場した12代目で、ハッチバックモデルの「カローラスポーツ」が登場。翌2019年にはセダンモデル「カローラ」と、ステーションワゴンモデル「カローラツーリング」が展開されました。
カローラシリーズは世界150の国と地域で販売されており、地域独自の派生モデルもありますが、12代目は最新のTNGA GA-Cプラットフォームをグローバルで採用し、大幅な効率化が図られています。
ちなみに日本仕様も3ナンバーのワイドボディですが、日本の道路事情に配慮し、セダンとカローラツーリングについては全幅やミラー幅、全長などを抑えコンパクトにした独自仕様です。
日本仕様は、2022年にマイナーチェンジを実施。内外装デザインの小改良とともに、ハイブリッドシステムの刷新や先進運転支援機能のアップデートが行われたほか、コネクティッド機能を強化した新世代ディスプレイオーディオなどを採用しました。
欧州向けモデルについても同様の改良が2022年に行われ、これが2023年型として現在販売されていますが、今回発表されたのは、その一部改良版となる2024年型です。
2024年型は、スマートフォンをクルマの鍵として使うデジタルキー機能やナノイーX空気品質システムを導入。
また、ボディカラーに、ハッチバックとツーリングスポーツで新色「スーパーグリーンメタリック」(2トーンカラーのみの設定)を追加。セダンには「プレシャスシルバー」を新設定しました。
カローラシリーズの登場に日本ユーザーから「日本でMT出て」「日本でも販売してほしい〜」と熱望する声のほか新色のグリーンカラーに「色いいなあ」と称賛する声など、様々な反響が集まっていました。
なお、価格などは欧州の各市場で異なります。