いすゞのタイ法人は、バンコクで開催の第40回「タイ国際モーターエキスポ2023」に、10月に大幅改良を実施した1トン積みピックアップトラックの新型「D-MAX(ディーマックス)」の実車展示を行いました。
■10月に大型改良を実施したばかりの新型「D-MAX」を速攻カスタム!
いすゞのタイ法人は、バンコクで2023年11月30日から12月11日まで開催の第40回「タイ国際モーターエキスポ2023(以下、モーターエキスポ2023)」に、10月に大幅改良を実施した1トン積みピックアップトラックの新型「D-MAX(ディーマックス)」を実車展示しました。
標準仕様に加え、リフトアップやオフロードタイヤ、ブルバーなどでハードなカスタマイズを施したモデルなども勢ぞろいし、新型D-MAX登場を盛り上げました。
モーターエキスポ2023に出展された新型D-MAXは、2002年の初代デビュー以来、アジア、欧州、中東、アフリカ、中南米、オセアニアなど100か国以上の国と地域で販売されているグローバル戦略車です。
現行モデルは2019年にフルモデルチェンジした3代目で、2023年10月6日に大幅改良を実施しています。
シングルキャブ、エクステンドキャブ、ダブルキャブの3モデルを合わせたD-MAXのグローバル販売台数は約34万台。
そのうち、1トン積みピックアップトラック最大市場であるタイでは、約18万台(国内シェア45%)を記録する人気モデルとなっています。
新型D-MAXのボディサイズは、全長5280mm×全幅1870mm×全高1810mm(ダブルキャブ)。
エンジンは、3リッターまたは1.9リッターのディーゼル仕様で、トランスミッションは6速ATまたは6速MT、駆動方式は2WDまたは4WDが選択可能です。
外観デザインは、「剛」(STRONG & AGGRESSIVE)、「駆」(SPORTY)、「進」(FUTURISTIC & DIGITAL)をコンセプトに、より力強くスポーティなスタイルに進化しました。
内装デザインは、「靭」(STRONG & SUPPLE)、「麗」(HIGH-CLASS & SOPHISTICATED)をコンセプトに、操作感の改良や高級感の向上を図っています。
新世代ステレオカメラを搭載したことで、先進運転支援機能(ADAS)の機能も拡充し、衝突被害軽減ブレーキの作動精度も向上しました。
モーターエキスポ2023では、デビュー間もない新型D-MAXが複数展示されましたが、なかでも注目されたのがカスタマイズモデルです。
新型D-MAXのダブルキャブ上級モデル「V-Cross 4×4」は、オフロードパーツブランド「TJM」製パーツを随所に盛り込んだ特別なドレスアップ仕様を用意。
オレンジのボディカラーに映えるタフな仕様として、オフロードタイヤやアルミホイール、TJM製サスペンションキットなどで足回りをカスタマイズし、ルーフにはTJM製ルーフトップテントやサイドタープを搭載するほか、ブルバーを含むオフロード仕様の専用バンパー、ウインチなど本格装備がフルに採用されていました。
このカスタマイズパーツ価格はセット総額で38万4820バーツ(約161万円)にのぼるといいます。
このほか、Ironman(アイアンマン)製大型のブルバーなど備えたグレーのV-Cross 4×4も出展され、こちらのパーツ総額は26万8260バーツ(約112万円)でした。
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モーターエキスポ2023ではこのほかにも新型SUV「MU-X」も含め、カスタマイズモデルなど合計15台の車両を展示し、ユーザーのあらゆるライフスタイルにマッチする提案を行っていました。