BMWのミドルサイズSUV「X5」に新たなグレードが追加されました。一体どのようなモデルなのでしょうか。
■ハイパワーなディーゼルエンジンを新搭載!
BMWの日本法人は2023年12月6日、ミドルサイズSUV「X5」に新たなグレード「xDrive40d」を追加し発売しました。
X5は1999年に初代モデルが登場。優れた悪路走破性と舗装路面における高い走行パフォーマンスを両立したBMW初のSUV(BMWでは「SAV」と呼称)で、その高い実用性からBMWラインナップにおけるSUVの主力モデルとして広く支持を獲得しています。
現行モデルは2019年に登場した4代目で、2023年4月にはエクステリアやインテリアを最新デザインへと変更するなど、手の込んだ刷新が施されました。
今回追加された新グレードのxDrive40dは、ハイパワーな直列6気筒クリーンディーゼルエンジンを搭載したモデル。
さらに加速力と燃費効率を向上させる48Vマイルドハイブリッドシステムも組み合わせ、システムトータルでの最高出力は352馬力、最大トルクは720Nmを発揮。駆動方式は4WD「xDrive」です。
xDrive40dのボディサイズは全長4935mm×全幅2005mm×全高1755mm。大柄な車体には3列シートが収められており、最大7名が乗車可能です。
また、同グレードには運転席や助手席のマッサージ機能やアクティブ・ベンチレーション機能、オペレーティング・システム8.5などを標準装備とすることで、機能性を向上。
さらにリモート・パーキング機能など最新の運転支援システムやデジタル機能を数多く備えたことで、より上質かつ安全なドライブを実現するほか、Mスポーツ・パッケージ、メタリックペイント、20インチアルミホイールを始めとした豪華なアイテムを標準装備し、ハイパワーディーゼルのトップモデルに相応しい外観デザインを成立させています。
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今回X5に追加された新グレードxDrive40d(Mスポーツ)の車両価格(消費税込)は1290万円。
納車は2024年第一四半期以降を予定しているということです。