三菱「アウトランダー」が一部改良を受け、機能性・快適性が向上しました。特別仕様車の「ブラックエディション」も仕様変更されたほか、「エクリプスクロス」にも改良が加えられました。
■「アウトランダー」「エクリプスクロス」が一部改良
三菱自動車は2023年12月7日、PHEV(プラグインハイブリッド)のクロスオーバーSUV「アウトランダー」の一部改良モデルを発表しました。
今回の一部改良では、従来のUSB Type-CとType-Aに加え、ユーザーから要望が多かったHDMIポートを全グレードに標準装備しました。
スマートフォンやタブレットなどの画面をスマートフォン連携ナビゲーションに出力することで、急速充電中や家族の送り迎えなど車内での待ち時間に動画などを楽しむことができます。
さらに、ヘッドライトウォッシャーやLEDリヤフォグランプといった悪天候時に役立つ機能を標準装備。降雪地域や長距離ドライブなど、運転が不安なシーンでの安全性をさらに向上させました。
ボディカラーは、2トーンに「ブラックダイヤモンド/スターリングシルバーメタリック」、モノトーンに「グラファイトグレーメタリック」を新たに設定するなど、全12色を展開します。
また、継続設定される特別仕様車「BLACK Edition(ブラックエディション)」にも変更が加えられました。
ベースグレードを従来の「G」グレード(5人乗り/7人乗り)から「P」グレード(7人乗り)へと変更することで、ヘッドアップディスプレイやBOSEプレミアムサウンドシステムなど装備が充実。さらに電動パノラマサンルーフを特別装備するなど、機能性・快適性が向上しました。
エクステリアは、ダイナミックシールドをグロスブラック、サイドウインドウモールをブラックとし、グロスブラックのルーフレールを標準装備とするなど、より精悍なスタイリングを実現。
ボディカラーは、グラファイトグレーメタリック/ブラックマイカをブラックエディション専用色として設定し、2トーンが3色、モノトーンが2色の合計5色のボディカラー展開としました。
価格(消費税込)は499万5100円から630万4100円。通常グレードは2023年12月7日、特別仕様車のブラックエディションは2024年2月8日に発売されます。
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今回、クロスオーバーSUVの「エクリプスクロス」(PHEV/ガソリンモデル)も改良され、マルチアラウンドモニター付きのスマートフォン連携ナビゲーションを全車に標準装備しました。
これにより車両周辺の状況確認を容易にし、スムーズで安全な駐車をサポートします。
価格は、PHEVが409万4200円から465万800円、ガソリンモデルが277万3100円から352万円。2023年12月7日に発売されます。