ホンダは2023年10月25日、新型「プレリュードコンセプト」を世界初公開。そんな新型プレリュードコンセプトをタイプR仕様に変えた「プレリュード タイプR」のレンダリングを、カーデザイナーであるTheo throttle氏が投稿しました。これについて日本のユーザーからも様々な声が上がっています。
■ホンダ新型「プレリュード タイプR」!? 投稿に反響集まる
カーデザイナーであるTheo throttle氏は、ジャパンモビリティショー2023(以下、JMS2023)にて世界初公開されたホンダ新型「プレリュード コンセプト」をベースに、ハイパフォーマンスモデルであるタイプR仕様に変えた「プレリュード タイプR」のレンダリングをSNSに投稿。
これについてユーザーから反響が集まっています。
プレリュードは、1978年から5世代にわたって販売された2ドアクーペの「スペシャリティカー」です。最終モデルである5代目は、2000年9月をもって23年という歴史に幕を下ろしており、現在はラインナップされていません。
そんななかホンダは先日開催されたJMS2023にて、新型プレリュード コンセプトを世界初公開。
ホンダの代表執行役社長を務める三部 敏宏氏は、新型プレリュード コンセプトについて、「鋭意開発を進めている」とも語っており、遠くない未来に市販されると考えられます。
往年の“デートカー”の車名が復活したとあって、大いに話題を集めた新型プレリュード コンセプトですが、今回Theo throttle氏が想像を膨らませ、“タイプR仕様”にカスタマイズしたレンダリングを作成、公開しています。
ホンダのタイプRは、ベース車の運動性能と動力性能を際立たせ、サーキット走行性能を追求したモデルで、スポーツモデルの「NSX」や「インテグラ」、「シビック」などに設定されています。
今回作成されたプレリュード タイプRのレンダリングでは、フロントバンパーに現行モデルのシビック タイプRと同様のデザインを採用。ヘッドライト間のブラックアウトされた隙間には“TYPE R”の文字ロゴが配されるほか、ホンダのエンブレムが赤く変更され“タイプR”であることをしっかりアピールしています。
さらにボンネットも開口部のあるスポーティなものに変更されフロントフェイスの印象を一変。
足元のホイールも現在のシビック タイプR物となっているほか、ブレーキキャリパーも赤いタイプに変更されスポーティな印象を高めています。
リアでは、大型のウィングが装備されるほか、センター3本出しのマフラーに変更され戦闘力の高さを主張しています。
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プレリュード タイプRの投稿についてユーザーからは、「このタイプRのレンダリングはカッコイイ! 好き」「これはかっこいい」「本当に出るかはさておきカッコよすぎ!」など称賛する声や、なかには「限定販売とかされたら速攻で売り切れるな」との声も見られました。
Theo throttle氏はこれまでも、オープンカー仕様のトヨタ「クラウンスポーツ」やSUV仕様のマツダ「ロードスター」などのレンダリングを作成し、自身のSNSに投稿。メーカー非公認なものではあるものの、毎度本気度が伝わる夢のあるデザインに仕上がっています。
なお、プレリュードには過去に「タイプS」が登場したものの、現在までタイプRは存在していません。
とはいえ、今後市販モデルにタイプRが設定されないとは断言できないため、今回のようなレンダリングとして生まれたモデルも、将来市販化される可能性はゼロではないかもしれません。