大分県宇佐市にある「狭すぎる」右折レーンについての投稿が話題になっています。
■バイク出すら…はみ出す可能性大! 右折レーンはどこにある?
全国には珍しい道路や標識が存在しますが、SNS上では大分県宇佐市にある「狭すぎる」右折レーンについての投稿が話題になっています。
では、一体どのような道路なのでしょうか。
全国各地には、普段あまり見かけることのない形状の道路や変わった標識などがあります。そのような珍しい道路の一つとして、X(旧Twitter)に投稿された画像が注目を集めています。
2023年11月29日、たこ(道路好団垢)@「下道で往こう。」C103日曜 東オ03ab(@road0724day)さんは大分県宇佐市内の交差点を撮影し、2枚の画像とともに以下のコメントを投稿しました。
「都心の道路でも太刀打ちできない、大分県宇佐市の究極的に狭すぎる右折レーン。二輪車ですら車線をはみ出す可能性大」
画像には、交差点の直進レーンの右側に、バイク1台分が収まるか収まらないかという程度の非常に狭い右折レーンが写っています。
この交差点は大分県宇佐市を走る国道10号上の「宇佐市岩崎交差点」であり、東へ向かう片側1車線の道路が交差点付近で左折専用レーンと直進専用レーン、そして狭い右折専用レーンに分かれる形状となっています。
この「狭すぎる右折レーン」に関して、たこ(道路好団垢)さんは次のように話しています。
「この右折レーンは旅行中に、偶然通りかかって発見しました。
過去にネット上で見た中で一番狭い右折レーンと同様か、それ以上に狭いものを生で見られて感動しました。
思わず車内で『せまっ』と口に出してしまいました」
「直進車線に比べて極端に狭い右左折レーンはストリートビューやXで存在は知っており、若干数は現地でも見たことがありますが、ここまで狭い右折レーンに対面するのは初めてでした」
これまで全国各地の珍しい道路や標識などを自身のアカウントで数多く発信しているたこ(道路好団垢)さんから見ても、非常にレアな道路だったようです。
この交差点は右折レーンがとても狭いため、右折車が連続して並んだ場合、後続の直進車両の妨げになることも懸念されますが、当時の交差点の状況について、たこ(道路好団垢)さんは次のように説明しています。
「私が通った際、右折車は見かけませんでした。進行方向が東なのに対して右折先は西方向であり、しかも生活道路なので右折車は少ないと思います」
現場を地図で確認すると、左折専用レーンは大分県豊後高田市方面へ、直進専用レーンはメイン道路である国道10号を大分県別府市方面へ進行する一方、右折専用レーンは住宅や畑が密集する地域に入っていきます。
つまり、交通量の多い国道10号に比べると右折するクルマは少ないものと考えられます。
また、横断歩道手前までの右折レーンは非常に狭くなっているものの、交差点内には右折車両が待機できるスペースが作られています。
これらのことから、右折車が直進車両の進行を妨げる場面はそれほど多くないといえるでしょう。
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普段何気なく通行している道路でも、実は全国的に珍しい場所である可能性があります。
旅行などでお出かけの際には、目的地だけでなく道路環境にも着目すると新たな発見があるかもしれません。