日産は全国に自動車整備士専門学校を展開しています。その中で日産愛知自動車大学校は「セドリックミニバン」とも言えるモデルを過去にお披露目していました。
■まさにセドリックミニバン! 丸目4灯&斬新ドアの個性派とは
毎年1月に開催される「東京オートサロン」は世界最大級のカスタムカーショーとも言われています。
そんなオートサロンにセドリック顔ミニバンが過去に展示されました。
様々なカスタムカー&チューニングカーが展示されるオートサロン。
自動車メーカーをはじめパーツメーカー、チューニングショップ、そして自動車整備士専門学校などが出展しています。
そのなかで2023年1月に開催された「東京オートサロン2023」では日産愛知自動車大学校は個性的なミニバン「セレナ もくもくキャンパー」(以下もくもくキャンパー)を展示しました。
もくもくキャンパーは、愛知校のボディマスター科の学生が製作。
ボディマスター科は、カスタムだけを学ぶ学科ではなく3年コースの内、最終の1年で通常の板金・塗装技術を身に付ける学科となり、「通常の板金や塗装が出来なければ意味がない!あくまでも職業として実践で働ける・活かせる技術を学ぶ」というコンセプトがあると言います。
そんなボディマスター科が製作したもくもくキャンパーについて同校は「このクルマは黙々と気兼ねなしに、独身貴族が自由な時間と空間を謳歌する車両としましたが名前はファニーな受け狙いもあり、かわいらしいネーミングにしました」と説明。
もくもくキャンパーの見た目は、フロント部分に日産「セドリック(Y33)」の顔面らしさを表現するため、同車のヘッドランプを加工して装着。さらにワンオフバンパーやフード、グリルを採用しています。
さらには、「ラフェスタ(B30)」のガラスルーフを移設し、ルーフキャリア、リアラダーに加えて特徴的な「はね上げ式右リアドア」を採用するなど、個性を表現しました。
もくもくキャンパーのアピールポイントについて次のように話しています。
「キャンプやアウトドアに振り切った車両です。
跳ね上げサイドドア・2/3をガラス張りにしたルーフ・エアコンを車内換気システムへ変更。
外観は、名車(Y33セドリックの顔面)をベースに自分たちで大幅にモデファイしたデザインに変更など板金塗装の技術を駆使した車両です」
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2024年1月に開催される「東京オートサロン2024」に向けては、実習場に眠ってた「スカイライン」をベースに着々とカスタマイズが進んでいるようです。