バンコクで開催された「タイ国際モーターエキスポ」で、レクサスの超高級ミニバン「LM」の実車が公開されました。どのようなモデルなのでしょうか。
■ゴージャスすぎる新型「LM」とは?
トヨタ・モーター・タイランドのレクサス部門は、2023年11月30日から12月11日まで開催の「タイ国際モーターエキスポ」において、超高級ミニバン「LM」を展示しました。
初代LMは、ショーファードリブンミニバンの需要に応えるために、主に中国などのアジア地域で2020年に発売。現地では幅広いユーザーから好評を得ていたのですが、日本市場には未導入でした。
そして、2代目となる新型LMが発表され、このモデルから日本や欧州などでも展開されることになりました。
新型LMは、次世代レクサスが多様なユーザーの選択肢として提案する新たなフラッグシップモデルとしてデビュー。
「素に戻れる移動空間」をコンセプトに乗り心地と静粛性を追求しており、ドライバーは運転の楽しさを実感でき、乗員はノイズや不快な振動を気にすることなく、車内でゆったり過ごすことができる快適性と機能性を備えています。
外観は、レクサスの新たなフロントアイデンティティ「スピンドルボディ」を採用し、優雅な走りを想起させるスタイリングとしました。
内装は、前席周りは運転に集中できる機能性と上質感を兼ね備え、後席はリラックスできる広さと仕立ての良いシートやトリムを採用しています。
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今回タイでは、「ソニッククォーツ」と「ソニックチタニウム」のボディカラーに身を包んだ新型LMの実車を公開。
日本と同様に、タイでも2列シート4人乗り仕様と3列シート7人乗り仕様が販売されることになっています。
なお、4人乗り仕様は前席との間にパーティションが設けられており、飛行機のファーストクラスのようなゆったりした後席2座を備えました。
また、どのような過ごし方にも対応できるさまざまな装備が用意され、まさに最上級ミニバンらしいゴージャスな移動空間を体験できます。
7人乗り仕様は、トヨタ「アルファード」と同様のシートレイアウトとなり、こちらも豪華な2列目シートが装着されます。
タイでの新型LMの価格は、4人乗り仕様が759万バーツ(約3098万円)、7人乗り仕様が629万バーツ(約2567万円)です。