ホンダの主力コンパクトカー「フィット」はコンパクトカーのクラスを超えた上質な内装を用意しています。SNSなどでもさまざまなコメントが投稿され、その評判は上々のようです。
■もはや「小さな高級車」? 「フィット」豪華内装の評価は
ホンダ「フィット」は同社のラインナップでも主力モデルとなっていますが、現行モデルでは上質な内装を用意していることも特徴です。
そんなフィットについて、SNSなどでも内装について触れるコメントが多く投稿されています。
フィットの現行型は2020年に発売された4代目です。使い勝手がよく広い室内空間など、従来モデルの特徴はそのままに、視界や乗り心地・座り心地、使い心地など、4つの「心地よさ」を高めたといいます。
パワートレインは、ガソリンエンジンのほか、2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」を設定。先進運転支援として「ホンダ センシング」を全モデルで標準装備するなど、走行性能、安全性を高めました。
2022年10月にはマイナーチェンジを実施し、内外装を一新。e:HEV車ではモーター出力を向上させ、ガソリン車もエンジン排気量をアップするなど走行性能も高められました。
ボディサイズは全長3995-4095mm×全幅1695-1725mm×全高1515-1570mm、ホイールベースは2530mmです。
ラインナップは基本装備をほぼ同一としつつ、内外装のコーディネートの違いによる5タイプの設定で「BASIC(ベーシック)」「HOME(ホーム)」「RS(アールエス)」「CROSSTAR(クロスター)」「LUXE(リュクス)」を用意しています。
このなかでLUXEは、最上位モデルに位置しており、メッキ加飾付きの専用エクステリアや、専用デザインのアルミホイールを装備しています。
インテリアもシートヒーター付き本革シートが標準装備され、ステアリングヒーターも備わるなど、コンパクトカーのクラスを超えた充実した内装となっています。
また、インテリアカラーはブラックとライトブラウンを用意され、このうちライトブラウンはさらにラグジュアリーな雰囲気が高まります。
パイピングやキルティング加工がシートに施されることに加えて、ドア内張り(前席のみ)やインパネ中央、センターコンソール周辺もライトブラウンで統一。上級モデル並みといっても過言ではない豪華なインテリアへと一変します。
なお、中間グレードのHOMEもオプションでライトグレー内装がオプションで用意され、シート素材はスエード調×プライムスムースと、質感の高いものが選択できます。
そんなフィットについて、SNSなどでは内装についてのコメントが散見され、ユーザーからの評価は高いようです。
「こういうインテリアの方向性はありだと思う」「この内装凄いね」「プチ贅沢できる」「上品な見た目だよね」など、上級モデルさながらの内装を評価するコメントが多く見られます。
さらに、「ヴェゼルにもPLaYではなくLUXE的な上質グレードあると良いな」など、ホンダの主力SUV「ヴェゼル」にも同様な仕立ての内装を求める声もあり、コンパクトなボディでプレミアムに仕上げたモデルへの需要は高いようです。
一方で、「このクラスだとオーラが強すぎる」と、日産のコンパクトカー「ノート」の上位モデル「ノート オーラ」にも上質な内装が用意されており、そちらの人気も高いことについて言及するコメントも見られました。
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価格(消費税込)はLUXEが219万3400円、HOMEが186万3400円から、オプションの内装はLUXEのライトブラウン、HOMEのライトグレーともに4万4000円で用意されています。