スバルのSUVとして新たに加わった「レヴォーグ レイバック」ですが、販売店などで実車を見たり試乗したりした人がSNSでその印象を投稿しています。どのようなモデルなのでしょうか。
■乗り心地の良さが際立つ新型「レイバック」
スバルの新型SUVとして「レヴォーグ レイバック(以下、新型レイバック)」がラインナップに加わりました。
新型レイバックはステーションワゴンの「レヴォーグ」をベースとし、先進安全・スポーティ・ワゴン価値の3つの価値に加え、SUVの価値である自在性と上質さを兼ね備えたモデルとして登場。
スバルの豊富なSUVラインナップのなかで、唯一の都会派SUVとして、日本向けに開発されました。
外観は、これまでのスバルSUVが持つ「ラギットさ」とは異なる独自の世界観を表現。ヘッドランプまでつながるウイングを持つフロントグリルとフロントバンパーを一体感のある造形とすることで、フロントマスク全体をゆとりあるデザインに仕上げています。
内装は、レヴォーグと共通ですが、ブラックとアッシュカラーを組み合わせたインテリアカラーを採用しており、明るく華やかな印象となりました。
エンジンは、低回転域から300Nmの高トルクを発生する1.8リッター直噴ターボ“DIT”を搭載。アクセルを踏み込むとしっかりとした加速感が得られ、高速道路上での合流や追い越しなども気持ち良くおこなえるといいます。
駆動方式はAWDのみです。
安全装備は、最新の新世代「アイサイト」を標準装備し、画角を従来型の約2倍と大幅に拡大したほか、画像認識ソフトや制御ソフトを改良し、より広く遠い範囲まで認識できるようにしました。
また、ステレオカメラと広角単眼カメラの“3眼”とすることで、プリクラッシュブレーキで対応できるシチュエーションを拡大しています。
加えて、高度運転支援システム「アイサイトX」も標準装備。一定の条件を満たした自動車専用道路において、渋滞時ハンズオフアシストやアクティブレーンチェンジアシストなどが可能です。
2023年10月25日に正式に発表された新型レイバックですが、12月に入ってから販売店では展示車や試乗車が配備され、実際に見たり乗ったりした人がその印象をSNSに投稿しています。
走行性能について、「とても静か。加速も十分」「エンジン車とは思えない静音性と滑らかさ!」など、静粛性が高くてリニアな加速感が味わえるとのこと。
さらにベースのレヴォーグと比較する人もいて、「レヴォーグのコンフォートのような乗り心地でした」「めちゃくちゃ良かった。レヴォーグより車高があるのを感じさせない走りだった」など、低重心でスポーティな走りが楽しめるレヴォーグに対し、車高を上げた新型レイバックは乗り心地の良さが魅力といえそうです。
「レヴォーグで『これあったらな』が全部あった感じ。とても運転しやすい」「X-MODE(悪路走破性を高める機能)が無いことを受け入れられれば、一番欲しいクルマかも」「最新のアイサイトXも良かった」といった投稿も見受けられ、機能への評価も高いようです。
「SUVだけどそこまで車高が高く見えなくて良い」「内装はレヴォーグと一緒なのですが、白(アッシュ)のアクセントが新鮮ですね」といった内外装に関する投稿もあり、スバルのラインナップにはなかった都会派SUVがユーザーから求められていることもうかがえます。