フータン社が製造・販売しているクラシック風の 「グランドアルバイシン」。「大阪モビリティショー」に実車が展示されましたが、どのような反響だったのでしょうか。
■その見た目からベース車わかる? 1300万円超えのモデルとは
「大阪モビリティショー(大阪モーターショー)」が2023年12月8日から11日まで開催されました。
会場には、斬新なデザインをまとった1台のクルマが展示されていましたが、どのようなモデルなのでしょうか。
その見た目から「ベース車が分からない」と話題なのが「グランドアルバイシン」です。
スペインでハンドクラフトによる高級車製造を生業としているフータン社が製造・販売しているクラシック風で個性的なデザインを採用しているのが、このモデル。
ベースとなるのは、マツダがスペインで販売している「MX-5(日本名:ロードスター)」となり、レトロな見た目ですが、中身は最新のマツダ車となっています。
ボディサイズは、ロードスターと比較して全長が290mm大きく、全幅が55mm広く、全高が10mm低くなっています。
インテリアはロードスターのデザインを基本的に受け継いでいますが、本革や木目パネルが贅沢に使用することで、高級感ある印象を与えました。
タイプ展開は、クラシックな 「Heritage(ヘリテージ)」 とスポーティーな 「Bespoke(ビスポーク)」 の2種類を用意。
ルーフは 「カブリオレ」 と 「タルガ」、エンジンは 1.5リッターと2リッターから選べます。
その他、 ボディカラーやシート素材・縫製やパイピングなどは自分の好みに合わせてカスタマイズすることも可能です。
車両価格は978万円から1241万円となり、そこにオプションが加わる形となります。
今回、大阪モビリティショーに展示されていたモデルはビスポーク(タルガ仕様)です。
MX-5 RF(スペイン仕様の左ハンドル/2リッター/6速AT)をベースとしています。
ボディカラーはマットブラック、フロントにメッシュグリル、フェンダーにスポーティタイプ、足元に17インチホイールなどを装着するなどのカスタマイズが施されています。
実車展示の反響について担当者は「来場者からは、このクルマなに?ロードスターなの?全然分からなかったなどの声がありました」と話していました。