日産は、2023年に創立90周年を迎えたことを記念する特別仕様車を発売しました。電気自動車・電動車の合計7車種に設定されます。
■マイチェン直後の新型「ノート」早くも特別仕様車登場
1933年に創立した日産自動車は、今年(2023年)に90周年を迎えました。これを記念し、90周年記念車の特別仕様車「90th Anniversary」が設定されます。
設定されるモデルは、「サクラ」「リーフ」「ノート」「ノートオーラ」「セレナ」「エクストレイル」「キックス」の計7車種で、いずれも電気自動車や「e-POWER」を搭載した電動車です。
90周年記念車に共通する特徴として、エクステリアは電動車をイメージしたカッパー色をアクセントカラーとして各所にあしらいました。黒味がかった色調をベースとした専用ホイールやドアミラーなども装備し、特別感を演出します。
さらに、全モデル共通のディーラーオプションとして、「90th Anniversary」のエンブレム入りのタグがついたステッチ入りフロアカーペットや、エンブレム付きプラスチックバイザー、ナンバープレートリム、光の当たり方でデザインが変わる、フードアクセントデカールとバックアクセントデカールが用意されました。
なかでも、2023年12月11日にマイナーチェンジモデルが発表されたばかりの新型ノートは、フロントの「デジタルVモーショングリル」をカッパー色へ変更。
カッパーストライプの入ったブラックドアミラーに加え、メーカーオプションの16インチアルミホイールをブラック化し、標準装備しました。
「90th Anniversary」専用のシートは、高い耐久性を持ちながらナッパレザーのような触感を持つ合成皮革素材「テーラーフィット」にカッパー色のステッチを施しています。
ほかのモデルの特徴は以下の通りです。
・サクラ 90th Anniversary
エクステリアにカッパーのルーフサイドステッカーを配し、ブラックカラーにカッパーストライプがデザインされたドアミラーと専用の14インチブラックアルミホイールを採用しました。「シートテーラーフィット」を装備し、包み込まれるような乗り心地を提供します。
・リーフ 90th Anniversary
フロントバンパーにカッパーのフィニッシャーを配し、ブラックカラーにカッパーストライプがデザインされたドアミラー、専用17インチブラックアルミホイールを装備しています。
シートは「90th Anniversary」専用のクリスタルスエードと、革のような見た目と手触りながら高い耐久性と耐水性を持ったレザレットのコンビネーションシートを採用。
また60kWhバッテリーを搭載している「e+」には、「インテリジェント アラウンドビューモニター」や「インテリジェント ルームミラー」、「プロパイロット」を始めとした各種運転支援技術を標準装備しました。
なお、リーフのベースモデルとカスタムカー「AUTECH」の40kWhバッテリー搭載の標準モデルについては、自宅や公共施設に設置された6kW充電に対応可能となる、6kW普通充電器(車載用)を単独で選択できるオプションを設定するなど、90周年記念車の設定とあわせて一部オプション構成を見直しています。
・ノート オーラ 90th Anniversary
フォグランプフィニッシャーをカッパー色とし、カッパーストライプの入ったブラックドアミラー、専用17インチブラックアルミホイールを装備しています。シートは、テーラーフィットにカッパー色のステッチを施し、一層上質な空間を演出しています。
・セレナ 90th Anniversary
ラジエーターグリル上部のフィニッシャーをカッパー色化するとともに、カッパーストライプの入ったブラックドアミラーと、スモーククリアの16インチのアルミホイールを採用しています。シート地には、カッパーステッチを施したブラックの合成皮革素材を採用しました。
※ ※ ※
価格(消費税込)は、ノートが240万9000円から280万9400円、サクラが265万8700円、リーフが441万2100円から558万4700円、ノート オーラが280万9400円から306万7900円、セレナが377万9600円です。
リーフ、セレナ、ノート オーラ2023年12月14日、日産サクラは12月19日、ノートは2024年1月下旬に発売されます。
エクストレイル、キックスについては2024年春の発表を予定しています。