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「魚沼どこ?」を返上! 関越道の小出ICが「魚沼IC」に改称へ 市制20年に合わせて変更予定 その経済効果は?

くるまのニュース 2023年12月27日 15時10分

関越道の小出ICの名称が、魚沼ICに変わります。どのような目的があるのでしょうか。

■改称は2024年秋頃を予定

 NEXCO東日本新潟支社と魚沼市(新潟県)は2023年12月20日、関越道の小出ICを「魚沼IC」に改称することが決まったと発表しました。

 小出ICは1982年、新潟県小出町(現・魚沼市)に開設されたインターチェンジです。国道291号に接続しています。

 この小出ICがある魚沼市は、コシヒカリの産地として知られていますが、市内に「魚沼駅」や「魚沼IC」はありません。

 そのため、交通の要所に「魚沼」の文字を入れて誘客や地域活性化につなげようと、市や県、市商工会連絡協議会、市観光協会、NEXCO東日本などで構成する名称検討協議会が小出ICの改称を検討してきました。

 今回、北陸ブロック道路標識適正化委員会新潟県部会の意見を踏まえて決まった名称原案をもとに、日本高速道路保有・債務返済機構による所定の手続きを経て、「魚沼IC」への改称が決まったといいます。

 市によると、改称に伴う標識変更などの費用は約3億円を見込んでいますが、一方でこれによる経済波及効果は直接・間接合わせて約16億円と試算しています。

 魚沼ICへの変更は、市制20年となる2024年秋頃になる予定です。

 なお、同じく魚沼市内にある関越道の堀之内ICについては、名称変更は検討されていません。

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