トヨタの欧州法人は、2023年11月21日にコンパクトSUV「ヤリスクロス」の一部改良を発表しましたが、これについてSNSでさまざまな反響が集まっています。
■日本はまだ!? 「ヤリスクロス」が欧州でマイナーチェンジ実施
トヨタの欧州法人は、コンパクトSUV「ヤリスクロス」の一部改良モデルを2023年11月21日に発表しました。
これについて、日本のユーザーからもさまざまな反響が集まっています。
ヤリスクロスはトヨタのグローバルモデルで、コンパクトカー「ヤリス」と同じTNGAプラットフォーム(GA-B)を採用したコンパクトSUVとして2020年4月に世界初公開されました。
今回の一部改良では、新型電動パワートレインを追加するとともに、デジタル化と先進安全技術を進化させています。
欧州向けヤリスクロスのパワートレインは1.5リッタ-ハイブリッドモデルのみですが、今回新たに従来の「ハイブリッド115」をパワーアップした「ハイブリッド130」を設定しました。
ハイブリッド130は、強力な電気モータージェネレーターを備えた大型のトランスアクスルを装備し、パワーコントロールユニットも改良。
システム総出力はハイブリッド115の116馬力から14%アップの132馬力に、最大トルクは141Nmから30%アップの185Nmを実現しています。
0-100km/h加速は0.5秒短縮の10.7秒、80-120km/hの追い越し加速は0.4秒短縮の8.9秒と、優れた加速を可能としています。
またインテリアには、12.3インチまたは7インチのドライバーズインストルメントディスプレイと、10.5インチまたは9インチのマルチメディアタッチスクリーンを搭載。
4つのスタイルオプションを用意しており、気分や旅のタイプに合わせてカスタマイズを可能に。
このほか安全面では、予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」を含む、高度運転支援技術「トヨタチームメイト」が大幅に進化しました。
さらに今回の一部改良に伴い、専用アーバンカーキ塗装を施した「プレミアエディション」も設定。
18インチの5スポークアロイホイールを装備するほか、アーバンカーキのボディカラーに合わせ、インテリアではインストルメントパネルとドアのデコラインなどにグリーンのアクセントを施しています。
なお、新ヤリスクロス 欧州仕様は2023年11月中より欧州の一部地域でオンライン予約受付を開始しています。
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新たなヤリスクロス 欧州仕様の登場に「欧州仕様かっこいいなー」「新カラーいいな」といったコメントに加え、「1.5リッターのまま向上したパワートレイン魅力的だなあー」など称賛する声などが多数見られました。
また「日本でも売って!」「日本でも出してー!」と日本仕様の早期マイナーチェンジを期待する意見など、様々な反響が集まっていました。