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スバル「新型SUV」初公開! タフ&工夫たっぷりの“超便利”仕様! ギラギラ黒ボディの「フォレスター ブーストギア」実車展示

くるまのニュース 2024年1月15日 16時10分

2024年1月12日、スバルは、東京オートサロン2024で、SUV「フォレスター」にアウトドアで役に立つ装備を満載した「ブーストギア パッケージ」を初公開しました。フォレスターの魅力を引き出す装備に包まれており、大きな注目が集まりました。

■フォレスターの魅力を引き出す市販化予定のアクセサリーを装着

 2023年に開催されたオートサロン2023に、スバルは「クロストレック」をタフでワイルドなオフローダー風に仕立てた「クロストレック ブーストギア コンセプト」を展示して話題となりました。

 そして東京オートサロン2024では、そのコンセプトを投影したコンセプトカー「フォレスター ブーストギア パッケージ(FORESTER BOOST GEAR PACKAGE)」を初公開しました。

 アウトドアやアクティビティを楽しむ際、実際にクルマに求められる使い勝手を追求した「クロストレック ブーストギア コンセプト」では、悪路を気にせず走れるよう、ボディ各部に施されたザラザラしたチッピング塗装、キャンプ中にちょっとした小物を置けるドアサイドの開閉式プロテクターなど、工夫に満ちた装備が散りばめられていました。

「フォレスター ブーストギア パッケージ」は、その利便性がさらに発展しており、開閉式プロテクターは、プロテクターに入れられた切れ目にロープを引っ掛けるというシンプルな方法に変更。会場に展示されていた実車にも、ロープに手袋やウェスが掛けられていました。

 ヘアライン仕上げの車体も「クロストレック ブーストギア コンセプト」を踏襲していますが、「フォレスター ブーストギア パッケージ」のボディはさらにハーフマットのブラックヘアラインに。タイヤも、オフロード向けのオールテレーンタイヤ「トーヨータイヤ オープンカントリーA/T III」を装着。クールかつ迫力ある外観を作り出しています。

 開発した商品開発本部・アクセサリー企画部クエイティブ・ディレクターの須崎兼則氏は、「フォレスター ブーストギア パッケージ」のコンセプトをこのように語りました。

「現在発売されているフォレスターは最終モデルとなります。しかし、このフォレスターの持っている高い商品性やポテンシャルを最大限引き出してあげよう、と思いました。そこで、今後のフォレスター用純正アクセサリーの“未来像”をコンセプトに、今回のショーモデルを作ろうと考えました。

 そのため、ボディサイドのロープを掛けられるプロテクターも、アクセサリーとして発売を予定しています。クルマのボディは金属でできているので工具やマグネットフックなどを貼り付けたいのですが、マグネットをそのまま車体にバンと付けるのは気持ち的にはばかられます。

 そこで『クロストレック ブーストギア コンセプト』では、リアのピラーにマグネットを貼るゾーンを設けていました。しかし今回は、このプロテクター越しにマグネットを貼れるようにしました。

 またロープは、お客様が自由に掛けられるようになっていますので、ショーモデルでも様々な掛け方を提案しています。

 カーサイドタープの基部にある防風版も、商品化したいと考えています。ショーモデルのようにライトを取り付けるなど、お客様の好みのカスタムを楽しんでいただけると思います」

※ ※ ※

 アウトドアギアとして魅力的なアクセサリーを装備した「フォレスター ブーストギア パッケージ」。は、アウトドアギアとして魅力的なアクセサリーを備えていますが、須崎氏は「このあともお客様ご自身が手を入れる余地を残しています」といいます。

 完成されたように見えて、まだカスタムする場所があるというのは、カスタム派のアウトドアユーザーにもうれしいのではないでしょうか。

 ちなみに、ボディ後部に描かれている花はスバルの街・群馬県太田市の市の花「つつじ」とのことです。

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