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まるで「アメリカンSUV」!? スバル新型「フォレスター」タフデザインへ大胆イメチェン! 現役オーナーは何に期待する?

くるまのニュース 2024年1月18日 12時50分

ロサンゼルスオートショー2023でスバル新型「フォレスター」が世界初公開されました。北米では早くも注目されている新型SUVですが、歴代フォレスターのオーナーに新型をどのように捉えたのかを聞いてみました。

■新型「フォレスター」はどう? 現役オーナーの意見は?

 スバルの主力SUV「フォレスター」の新型モデルが、2023年11月に「ロサンゼルスオートショー2023」で世界初公開されました。
 
 スバル車は北米で人気が高く、6代目となる新型フォレスターは、2024年春に米国を皮切りに発売される予定です。
 
 日本では少し遅れて登場するといわれていますが、いったいどのようなモデルなのでしょうか。

 新型フォレスターは、頑丈かつ堂々とした存在感を感じさせるSUVらしいワイルドなデザインへと刷新されます。

 ヘッドライトはスバルのアイデンティのひとつである「ヘキサゴングリル」と融合したようなデザインを採用。LEDのアクセントライトを上部に、ヘッドライトを下部に持ってくるという、一見するとアメリカンSUVっぽい意匠に変更されました。

 内装は、インパネやシフトまわりを中心に、こちらもSUVらしい頑丈さと安心感を表現。さまざまな機能を集約した11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ(一部グレード)をインテリアの中央に配置し、実用性と利便性を高めています。

 米国仕様のパワートレインは、従来モデルから引き続き、2.5リッターボクサーエンジンにAWD(全輪駆動)を組み合わせたもの。後にストロングハイブリッド仕様が用意されるとのアナウンスもありました。

 さらに、スバルの運転支援システム「アイサイト」は、「クロストレック」や「アウトバック」にも採用された最新の3眼タイプを搭載し、より安全性が向上しています。

 日本仕様の新型フォレスターがどのようなスペックとなるのかは現時点で発表されていませんが、現行モデルのオーナーの目には今回のモデルチェンジはどのように映ったのでしょうか。

 北海道在住のWさん(50代・男性)にとって、長い冬は路面凍結しやすい環境もあり、AWDであることはクルマの必須条件だといいます。そんな本格的な悪路走破性が必要な環境だからこそ、フォレスター(4代目)を選んだそうです。

「雪はそれほど多くないのですが真冬には-15℃になるのもザラで、1年の3分の1以上は路面がツルツルに凍結しています。そして日常の移動にはクルマが欠かせないので、本当の意味でタフな性能が必要なのです。そういった経緯もあってフォレスターを選びました」

 都市型クロスオーバーSUVの多くは、舗装路がメインでときどき悪路を走る程度の動力性能ですが、シビアな環境ではスバルの本格的なAWD性能は非常に魅力的とのこと。

 では、フォレスターの性能を十分活用しているWさんは、新型を見てどう思ったのでしょうか。

「2代目にも乗っていたことがあるのですが、6代目の新型は高級感のあるデザインになりました。すっかりアメリカのSUVっぽいデザインになった感じです。

 スバルっぽさが薄れたような気もしますが、それが逆に多くの人に受け入れてもらえそうですし、きっと走りも良いのでしょう」(4代目フォレスターオーナーのWさん)

 もともとAWDの走りの良さは折り紙付きですが、新型フォレスターは悪路走破性を高める「X-MODE」も継続採用。滑りやすい路面でエンジンやトランスミッション、ブレーキなどを自動制御してくれるモードは、凍結路の多い寒冷地では何より心強い機能と言えそうです。

「これは北海道民にとってはかなり刺さるアイテムです。3眼になったアイサイトもかなり進化しているでしょうし、走行性能や安全性が生活に直結しているので、うれしい限りです」(4代目フォレスターオーナーのWさん)

※ ※ ※

 新型フォレスターは、まとまりのあるデザインに目が行きがちですが、SUVとして優れた走行性能や最新のアイサイトによって安全性を高めているのも大きな魅力となりそうです。

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