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首都圏では「5割」も未装着!? ノーマルタイヤはダメ!? 積雪・凍結走行では注意! NEXCOの「冬タイヤ」調べ

くるまのニュース 2024年1月19日 18時40分

NEXCO東日本 関東支社は、「関東地域の高速道路における冬用タイヤ装着状況調査結果」を発表しました。

■小型車があまり冬タイヤを装着していない…

 2024年1月18日にNEXCO東日本 関東支社は、「関東地域の高速道路における冬用タイヤ装着状況調査結果」を発表しました。
 
 この結果では、小型車の冬タイヤ装着率があまりよくないようです。

 2024年1月中旬に関東支社管内の休憩施設において、2023年度2回目の冬用タイヤの装着状況調査を実施したと言います。

 今回の期間は2024年1月10日・14日となり、調査箇所は首都圏地域の代表的な場所として、東北自動車道の蓮田SA、関越自動車道の三芳PA、常磐自動車道の守谷SA。

 さらに降雪地域の代表的な場所として、東北自動車道の那須高原SA、関越自動車道の赤城高原SA、長野自動車道の姨捨SAで調査が行われました。

 首都圏地域の結果は、小型車47.7%、大型車97.3%の装着率となり、小型車の約半数が未装着となっています。

 また降雪地域では小型車95.1%、大型車98.6%の装着率となりました。

関東地域の高速道路における冬用タイヤ装着状況調査結果(NEXCO東日本 関東支社)

 全体としての結果は、冬用タイヤの装着率は小型車平均は76.1%、大型車平均は97.7%、全車種平均で80.9%となっています。

 前回調査(2023年12月6日、10日実施)と比較すると、装着率は大きく上昇したものの、小型車は約2割のユーザーが未装着でした。

 なおノーマルタイヤで積雪・凍結路面を走行することは法令違反です。

 また、普段雪が降らない首都圏地域であっても、路面凍結や降雪に見舞われることがあります。

 高速道路上で走行不能車両が1台でも発生すると、長時間の渋滞や通行止めになる可能性も。

 積雪・凍結路面では、スタッドレス表記(国内表記)又はスノーフレークマーク(国際表記)が表示されている冬用タイヤの装着。

 さらにはタイヤチェーンを携行し、最新の気象予報や道路情報を確認することが大切です。

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