マフラーメーカーの「Sense Brand(センスブランド)」は、トヨタ「クラウン(200系)」をベースに12本出しマフラーを装着したカスタムカーを「東京オートサロン 2024」に出展しました。どのような特徴があるのでしょうか。
■12本出しマフラー装着した超ド迫力「クラウン」とは
2024年1月12日から幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催された「東京オートサロン2024」には、様々なコンセプトカーやカスタムカーが登場しました。
なかでも、マフラーメーカー「Sence brand(センスブランド)」が展示していた、12本出しマフラーを装着したデモカー「VIP DRIFT 200CROWN」は、一際目を引く一台でした。
センスブランドでは、69種類に及ぶバリエーション豊富なマフラーを展開するほか、オリジナルのマフラー・エアロパーツ製作を行っています。
今回東京オートサロン2024では、トヨタ「クラウン(200系)」をベースに、センスブランドが展開する12本出しマフラーを装着したVIP DRIFT 200CROWNを展示しました
今回の出展について、センスブランドの担当者は以下のように話します。
「このクルマは、2020年の東京オートサロンに一度出ており、今回で2回目です。前回とホイールやタイヤは異なりますが、ほとんど同じ仕様です。
弊社はマフラー専門店で、『クルマがあればこんなことができるよ』というコンセプトカーとして展示しています。
12本のマフラーが大きな特徴ですが、なかでも中央に2つついている大きなマフラーがこだわりのポイントです。ちなみに、12本のマフラーはすべて排気しています」
オリジナルのマッドグレーに塗装されたクラウンには、フロントバンパー、サイドステップ、リヤバンパー、リヤウィング、フロントフェンダーといったボディキットを装着し、ワイドでアグレッシブな印象に。
センスブランドの技術が詰め込まれた12本のマフラーは、リヤだけでなくサイドなど各所に装着されており、中央にはジェット機のような迫力のあるマフラーを備えています。
また車両はエンジン、ATミッション、ブレーキの変更はしておらずノーマル仕様で、サーキットでドリフトができる仕様だといい、公道走行は不可です。
前出の担当者は、「たくさんの反響をいただいてますね」と話しており、会場では多くの来場客が写真を撮ったり細かい所を眺めたりしていました。