K-BREAKは、トヨタ「セルシオ」に「センチュリー」の顔面を移植したカスタムカー「セルチュリー」を東京オートサロン2024に展示しました。
■新型センチュリーの登場に合わせて進化
2024年1月12日から14日、千葉市美浜区の幕張メッセでカスタムカーのイベント「東京オートサロン2024」が開催。各種エアロパーツの企画・販売などを手掛ける「K-BREAK」は、トヨタ「セルシオ」と「センチュリー」を組み合わせた新型「セルチュリー」を会場に展示しました。
セルシオは、トヨタがかつて販売していたフラッグシップ高級セダンです。1989年に初代がデビュー。1994年に2代目、2000年に3代目がそれぞれ登場しました。
海外ではレクサスの最高級セダン「LS」として販売されており、2006年登場の4代目からは日本でもLSの名称で展開されています。
今回登場したセルチュリーのベースは、1994年式の2代目セルシオです。
サイドやリア周りは基本的にセルシオですが、フロントはセンチュリーの顔面を移植しています。
2020年のオートサロンなどでも披露されていましたが、2023年にSUVタイプの新型センチュリーが登場したことを受け、セルチュリーのフロントグリルなども更新したといいます。
ボディカラーは、最高級セダンのイメージをまとった、2代目センチュリーの専用色である「瑞雲:ずいうん(デミュアーブルーマイカメタリックモリブデン)」を採用。
内装は本革とアルカンターラに張り替え、さらにステアリングは2代目センチュリーのものを移植しているといいます。ホイールも、2代目センチュリーの純正ホイールをカスタムしたそうです。
セルシオもセンチュリーもトヨタが誇る最高級サルーンだけあって、その両車が融合したセルチュリーも違和感のない仕上がりです。会場ではその堂々としたたたずまいのクルマを見ようと、多くの来場客が足を止めていました。