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30年落ち日産「2ドアクーペ」2600万円は妥当? 超レア仕様&走行10kmの「ほぼ新車」が英で落札! 奇跡の「スカイラインGT-R VスペックII」に反響集まる

くるまのニュース 2024年2月10日 18時10分

1994年式の日産「スカイラインGT-R VスペックII N1」が英オークションサイトに出品され、約2600万円で落札されました。これについてSNSでは、どのような反響が集まっているのでしょうか。

■R32世代で最高の保存状態?

 日産「スカイラインGT-R(R32)VスペックII N1」が海外のオークションに出品され、2023年12月に18万ドル(約2600万円)で落札されました。これについてSNSではどのような反響が寄せられているのでしょうか。

 スカイラインGT-R VスペックIIは、1994年に登場したスポーツカーです。

 その前の1989年に登場したベースのR32は、スポーツカーブームを引き起こした一台ともいえ、現在でも高い人気を誇っています。

 当時国内最強の280馬力を発揮する2.6リッター直列6気筒RB26DETTツインターボエンジンを搭載。駆動方式は、前後輪に自在に駆動力を配分する電子制御トルクスプリット4WDシステム「アテーサE-TS」を採用していました。

 サスペンションは新開発の4輪マルチリンク方式とし、セダンから派生したスポーツカーとしては世界トップクラスの運動性能を実現しています。

 今回、英オークションサイト「Collecting Cars」に出品されたのは、「スカイラインGT-R VスペックII N1」です。N1耐久レース(現在のスーパー耐久)を意識し、走行性能を強化しています。当時日本でわずか63台が販売されたといいます。

 パワートレインは、RB26DETTエンジンと5速MTを組み合わせています。

 オークションサイトによると、このクルマは日本の販売店の車庫で、新車時から保管されていたといいます。そのため一度も登録されておらず、走行距離もわずか10km。サイトでは「おそらくR32世代の中で最も保存状態の良い個体の一つ」と紹介されています。

 ボディはホワイトで、写真を見ても車外・車内とも使用感のない「ほぼ新車」のような極めて良好な状態であることがうかがえます。

 今回の競売では104回の入札があり、18万米ドル(約2600万円)で落札されました。

 SNSでは「値段が高いですね」という意見がある一方、「適正価格だと思います」といった投稿も。

 また、「最近の高騰具合をみると安い気が」「相場考えると思いのほか安いねぇ」「30年間の保管料が2000万円と考えたら、安いのかもしれない」など、落札価格に言及する投稿が多くありました。

 また、ほとんど使われていないとしても30年が経過していることから「ゴムやプラスチックは経年劣化してるだろうなぁ」と予想する人もいました。

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