ホンダが、「シビックRS」のプロトタイプを大阪オートメッセ2024に展示します。どのようなクルマなのでしょうか。
■6速MT搭載のスポーティモデル
ホンダが、「シビック」のスポーティグレード「シビックRS」のプロトタイプを大阪オートメッセ2024に展示します。どのようなクルマなのでしようか。
現行のシビックは、2021年にデビューした11代目です。日本仕様は、5ドアハッチバックのみが展開されています。
ボディサイズは全長4530mm×全幅1800mm×全高1415mmです。
パワーユニットは、1.5リッターのガソリンターボと2リッターのハイブリッド「e:HEV」、そして「タイプR」には2リッターガソリンターボがそれぞれ搭載されています。
今回展示されるシビックRSは、大阪に先駆けて1月の東京オートサロン2024で世界初公開されました。
ボディは、従来モデルと同じく5ドアハッチバックです。トランスミッションは6速MTで、2024年秋の発売が予定されています。
公表されている詳細はまだ少ないままですが、パワートレインはガソリンモデルと同じ1.5リッターターボエンジンで、6速MTを設定するといいます。
RS専用の味付けがなされた足回りを持つということで、外観から大径のブレーキが採用されることがうかがえます。
専用形状と思しきフロントバンパースポイラーが備わり、フロントグリルにはRSのエンブレムが装着されるほか、ドアミラーカバーやBピラー、シャークフィンアンテナなどがブラックカラーとなって、より精悍な印象になるようです。
シビックには、本格的なスポーツモデルのタイプRが存在しますが、これに対しRSは、通常のガソリンターボモデルよりはスポーティで、タイプRほど過激ではない日常での走りの気持ち良さを持ったモデルに仕上がっているということです。
ちなみにRSは「ロードセーリング」の頭文字で、帆走するようなゆとりある快適な走りを実現した歴代ホンダ車に付けられてきました。
新型シビックRSは超高性能なタイプRとは一味違う「ちょうどいいスポーティさ」のクルマになりそうです。
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シビックRSプロトタイプが展示される大阪オートメッセ2024は、2月10日から12日まで、インテックス大阪(大阪市住之江区)で開催される予定です。