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「成田‐銚子」の“実質バイパス”がさらに便利に 農道&県道を直結する千葉県道「清滝BP」が3月開通

くるまのニュース 2024年2月17日 20時10分

千葉県道73号銚子海上線の清滝バイパスが、2024年3月に開通します。これにより、成田方面から神栖・銚子方面に抜ける一本道の「バイパスルート」ができます。

■東総広域農道の終点に接続

 千葉県は2024年2月9日、旭市で建設を進めてきた県道73号銚子海上線の清滝バイパスが、3月13日15時に開通すると発表しました。

 清滝バイパスは、旭市の清滝と岩井を結ぶ延長2.6kmの道路です。今回、未開通の2.4kmがつながり全線開通を迎えます。

 道路は幅員11.0m、車道2車線です。途中、清滝トンネル(0.4km)を通ります。

 このバイパスが開通すると、東総広域農道・県道73号・利根かもめ大橋が一本でつながります。

 匝瑳市と旭市を結ぶ東総広域農道は見通しが良く、信号も比較的少ない道路です。国道126号の北側を並走しており、千葉県成田市・多古町などから銚子市や茨城県神栖市方面へ向かう際の実質的なバイパスルートとして機能しています。

 しかし同農道の終点で接続する県道73号の現道は幅の狭い箇所があり、カーブも多い課題があります。清滝バイパスはこれらの箇所を迂回し、農道と県道を直結します。

 県は、バイパス開通により、交通の円滑化や安全性、利便性の向上が期待されるとしています。

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