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スバル新型「SUV」実車展示! 「頑丈マスク」と「安心インテリア」がカッコいい! 6年ぶり全面刷新の新型「フォレスター」シカゴで公開

くるまのニュース 2024年2月20日 10時10分

スバルは、6年ぶりの全面刷新を実施した新型「フォレスター」を「2024シカゴオートショー」に出展しました。米国で2024年春発売予定のニューモデルです。

■米国での正式発売目前! 新型「フォレスター」を実車公開!

 スバルの米国法人は、2024年2月10日から19日までシカゴで開催される「2024 CHICAGO AUTO SHOW(2024シカゴオートショー)」に、米国で2024年春発売予定の新型「フォレスター」を出展しました。

 フォレスターは、当時米国などで市場が拡大しつつあったSUVカテゴリーに向けて1997年2月に誕生したモデルです。

 当初は、ステーションワゴンのイメージを残しながら、スバル独自の水平対向エンジンやAWD(四輪駆動)、そして比較的低い全高によるスポーティな走行性能を特徴としていました。

 しかし2007年12月登場の3代目からは全高を高めてボディサイズも拡大し、SUVに求められる実用性を大幅に高めたことでさらに支持を集めます。

 2012年登場の4代目では、ステレオカメラを用いたスバル独自の運転支援機能「アイサイト」を搭載したほか、エンジンやリニアトロニックトランスミッション、駆動系などを統括制御する「X-MODE」も採用し、悪路走破性なども向上しました。

 そして現行型(5代目)は、2018年3月の米国・ニューヨーク国際オートショーでデビュー。米国だけでも、5世代累計で260万台以上を販売したヒット作となり、名実ともにスバルの最量販モデルとなっています。

 そんな主力市場の米国で、2023年11月に6代目が世界初公開されました。

 およそ6年ぶりのフルモデルチェンジとなる新型フォレスターは、現行型のスバルグローバルプラットフォーム(SGP)をベースに、新たにフルインナーフレーム構造の採用や、構造用接着剤の適用拡大などの大幅改良により、ダイレクトで自然な操舵感とリニアなフィーリングを実現しました。

 アクティブトルクスプリットAWDの制御も刷新し、駆動力配分をより最適化することで動的質感の向上を図っています。

 スバル独自の先進運転支援機能「アイサイト」は、ステレオカメラと単眼広角カメラを用いた“3眼”タイプを新たに搭載し、歴代最高の性能を実現したといいます。

 またドライバー異常時対応システムを採用し、車両を停止させたり緊急通報する仕組みを取り入れました。

 パワートレインは、従来の米国仕様を改良した2.5リッター水平対向エンジンを搭載しますが、1年後にハイブリッド仕様の追加する予定です。

 外観デザインは、頑丈さと堂々とした存在感を感じさせる形状に刷新しました。ボディサイズは、全長4656mm×全幅1829mm×全高1730mm、ホイールベース2670mm(米国仕様)。

 全長で約16mm、全幅で約14mm伸びていますが、外観からは数値以上にボディが大きくなった印象を受け、室内や荷室空間の拡大も期待されます。

 内装デザインは頑丈さと安心感を表現し、11.6インチの大型センターディスプレイを中央に配して実用性や利便性を高めました。

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 米国仕様の新型フォレスターは当初、「Base」「Premium」「Sport」「Limited」「Touring」の5グレードを用意します。

 スバル米国法人によると、市場投入は2024年春以降の予定だといいます。

 なお2024年2月上旬現在、日本においては5代目の現行フォレスターが販売続行中で、新型に関する情報は明らかにされていません。

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