日産「GT-R」のエンジンを搭載するスーパーカーのプラーガ「ボヘマ」の納車が2024年1月より開始したことに対し、多くの声が寄せられているようです。
■「GT-R」と「MT」は夢の組み合わせ!?
2024年1月16日、チェコの自動車メーカー「プラーガ」は、新型スーパーカー「ボヘマ」の生産を開始したと発表しました。
極めて高性能で高価な「特別過ぎるスーパーカー」に対し、SNSなどでは早くも多くの反響を集めています。
プラーガは、チェコの首都プラハで1907年に設立された老舗自動車メーカーです。
トラックやバイクを主に生産するなか、様々な経緯を経て2012年にレーシングカー「R1」を発表。
2016年には公道バージョンの「R1R」を市場投入しました。
そして2022年11月には、新型スーパーカー「ボヘマ」のプロトタイプを世界初公開。価格は128万ユーロ（約2億円）で、89台のみの限定生産で受注を開始しています。
ボヘマは、日産「GT-R（R35型）」のエンジンをミッドシップに搭載するスーパーカーです。
GT-Rの3.8リッターV型6気筒ツインターボエンジン「VR38DETT」は、英国のリッチフィールドエンジニアリング社がさらにチューニング。
ターボチャージャーの交換やドライサンプ方式への変更により、最高出力を700ps、最高トルクを725Nmにまで高めています。トランスミッションはHewland製6速シーケンシャルMTです。
ボディサイズは未公表ですが、カーボンパーツを多用することで車両重量を982kgとしており、0-100km／h加速は3.5秒、最高速度は300km／hに達します。
当初10台の新型ボヘマを2023年内に生産する予定でしたが、2024年1月に入りようやく生産開始となりました。
1号車は2024年前半にヨーロッパのオーナーに納車され、アメリカやUAEでも引き渡しが予定されています。
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全てが桁外れな規模でつくられた新型ボヘマに対し、早くも多くのコメントが寄せられていました。
多かったのは「GT-RをMTで乗れるなんて！」「マニュアルで700馬力のV6ツインターボとか最高！」「夢の組み合わせだ」と、マニュアルトランスミッション化に対する反響の大きさでした。
ベースのGT-RにはMTの設定がなく、それだけに多くの声が集まったようです。
またスタイリングに対しても「GT-Rの格好は無骨で好みでないけど、スーパーカーの形と組み合わされると途端にワクワクする」「久々にカッコいいと思った」など、興味を示す意見が見られます。
ただし「に、2億！」「買える訳ない…」など、あまりに高額な価格に対し、ほとんどの人がただため息をこぼすばかりでした。
新型ボヘマは2024年の生産枠がすべて埋まっており、2025年の生産に向けてスケジュールを調整しているといいます。
今後日本を含めドイツやスペイン、台湾、UAE、イギリス、アメリカなど世界各国からの受注集まっているとプラーガが発表しており、この先新型ボヘマを間近に見る機会があるかもしれません。