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全長4m級のホンダ「小さな高級車」がスゴい! オシャベージュの「豪華インテリア」も設定! “クラス超え”内装の「フィット」とは

くるまのニュース 2024年2月18日 10時10分

ホンダの主力コンパクトカーである「フィット」は6つのバリエーションを用意しており、上質な内装も設定されています。

■3タイプの「上質内装」を用意

 ホンダ「フィット」は2001年の登場以来、ホンダの主力モデルに位置しています。現行モデルは4代目で2020年に発売されています。
 
 現行型ではこれまでの使い勝手の良さや広い室内空間に加え、上質な内装も特徴となっています。

 フィットは2022年10月にはマイナーチェンジが実施され、内外装デザインにリフレッシュが図られました。

 2モーターハイブリッド「e:HEV」搭載モデルではモーター出力が向上し、ガソリン車もエンジン排気量を1.3リッターから1.5リッターへアップするなど、走行性能を高めたほか、全車標準装備の先進運転機能「ホンダ センシング」の機能も高められています。

 ラインナップでは、装備の違いを分け、ベーシックモデルから上級タイプなどを用意するのが一般的ですが、フィットでは内外装のコーディネートで差別化を図っており、好みに合わせてタイプを選択できるようにしています。

 マイナーチェンジ後のモデルでは、「BASIC(ベーシック)」「HOME(ホーム)」「RS(アールエス)」「CROSSTAR(クロスター)」「LUXE(リュクス)」が用意されます。

 このなかでLUXEは、「洗練と上質を兼ね備えたスタイリッシュなタイプ」としており、全タイプの中ではラグジュアリーなモデルに位置しています。

 エクステリアではグリルやドア、テールゲートの下部にメッキ加飾があしらわれ、華やかな印象となっており、ホイールもLUXE専用デザインの16インチを装着。特別感を演出しました。

 インテリアはほかの4タイプでは設定のない前席シートヒーター付き本革シートを標準装備し、ステアリングヒーターも備わるなど、上級車並みの快適装備も特徴です。

 さらに、インテリアカラーは通常のブラックに加え、オプションでベージュに近い「ライトブラウン」を用意しています。

 ヘッドレスト周囲やシートの肩口部にはブラックのパイピングが施され、背もたれと座面中央部はキルティング加工に加えて、パーフォレーション(穴あけ)加工が施されるなど、コンパクトカーのクラスを超え「小さな高級車」とも呼べる豪華な仕立てです。

 同様に、ドア内張り(前席のみ)やインパネ中央、センターコンソール周辺も明るいベージュ色で統一され、ほかのモデルとは一線を画す上質な空間に仕上がっています。

 一方で、中間グレードHOMEにもオプションで「ライトグレー」内装を用意しており、こちらはスエード調素材×プライムスムースのシート地でモダンな印象です。

 そして、2023年12月には新たに「BLACK STYLE(ブラックスタイル)」が追加されました。

 ブラッククロームやピアノブラックのエクステリア加飾、専用ホイールやスポイラーに加えて、インテリアもステアリングやシフトレバー、ドリンクホルダー部などに専用ピアノブラックパネルを装着し、精悍で落ち着いた空間に仕上げています。

 価格(消費税込)はLUXEが219万3400円、BLACK EDITIONが201万5200円、HOMEが186万3400円からに設定。

 このうち、LUXEのライトブラウン内装とHOMEのライトグレー内装は4万4000円でオプション設定されています。

※ ※ ※

 上質でラグジュアリーな仕立てのモデル以外にも、スポーティなRSやアウトドアでも映えるタフデザインが魅力のCROSSTARなど、それぞれの好みにあったフィットを選ぶことができます。

 なお、ホンダによるとフィットの納期については、ガソリン車が約4ヶ月、e:HEV車が約2ヶ月と案内しています。

 一部タイプ・カラーでは最短1ヶ月程度で納車できる場合もあるといい、フィットを検討している場合は販売店に問い合わせてみるとよさそうです。

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