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三菱「本格オフローダー」復活! もはや「新型パジェロ」!? 「めちゃ便利なSUV」化した新型「トライトン“スノーシュレッダー”」登場

くるまのニュース 2024年2月24日 10時10分

三菱は「大阪オートメッセ2024」にワイルドな出で立ちのオフローダー、新型「トライトンSNOW SHREDDER CONCEPT(スノーシュレッダーコンセプト)」を参考出品しました。

■ベースの「トライトン」は2月15日に発売されたばかりのニューモデル!

 2024年2月10日から12日までインテックス大阪(大阪市住之江区)で開催された「大阪オートメッセ2024」では、スポーツカーやミニバンなど様々なクルマをベースにしたカスタムカーが出展されました。
 
 そんななか三菱自動車工業(以下、三菱)ブースでは、ワイルドな出で立ちのオフローダー、新型「トライトンSNOW SHREDDER CONCEPT(スノーシュレッダーコンセプト)」に注目が集まっていました。

 スノーシュレッダーコンセプトは、2024年2月15日に発売されて間もない新型「トライトン」をベースにしています。

 トライトンは、1978年登場の「フォルテ」から始まり、その後「ストラーダ」「トライトン」と名を変えながら、アセアンやオセアニアを中心に、中東、欧州、アフリカ、中南米など世界約150の国と地域で販売されています。

 45年間で5世代のモデルを展開し、累計約560万台を生産する重要な世界戦略車へ成長しました。

 国内では約12年ぶりの復活となる6代目の新型トライトンは、フレームやボディ、エンジンに至るまで全てを新開発しています。

 日本仕様では、4ドア・5人乗りの「ダブルキャブ」ボディと4WDを組み合わせたモデルが導入されます。

 ボディサイズは、全長5320-5360mm×全幅1865-1930mm×全高1795-1815mm、ホイールベース3130mm。

 パワートレインは、新開発の2.4リッター直列4気筒 2ステージターボ付きクリーンディーゼルと6速ATを搭載し、後輪駆動、フルタイム4WD、センターデフ直結、ローギアの4種類が選択できる三菱独自の4WDシステム「スーパーセレクト4WD-II」と組み合わせます。

 2023年12月21日より始まった新型トライトンの先行予約では、月販目標200台の6倍以上となる約1300台の注文が入っており、デビュー早々に順調な立ち上がりとなっています。

 そんな新型トライトンのデビューに先駆け、三菱はカスタマイズモデルのスノーシュレッダーコンセプトを製作し、大阪オートメッセ2024に出展しました。

 車名の“スノーシュレッダー”とは、「切り立った雪面やアイスバーンをアグレッシブなターンで切り込むスノーボーダー」を指し、雪山でのレジャーを存分に満喫できる、ピックアップトラックならではの新しい使い方を提案します。

 新型トライトン スノーシュレッダーコンセプトの外装は、降雪エリアを走破した状態を表現したラッピングカラーをベースに、タフなカスタマイズでワイルドに仕上げられています。

 車高はリフトアップキットでアップさせたほか、大径285/70R17サイズのSUV用スタッドレスタイヤ「TOYO OBSERVE W/T-R LT」を装着し、走破性能を向上。

 純正アクセサリーを活用したワイドフェンダーやサイドドアガーニッシュも組み合わされました。

 また、非常にワイルドなオリジナルのフロントバンパーが備わり、スモーク仕上げのヘッドライトなどとともに、アグレッシブな印象に様変わりさせています。

 このバンパーは、オーストラリアの三菱で純正アクセサリーとして用意されているアイテムだといいます。

 さらにピックアップトラックの荷台部分にはカーゴキャリアシステムが備わり、使い勝手を高めました。

 左側には大容量のストレージボックスとタープを装着し実用性を高める一方、右側にはアクシデントに対応するタンクとスタックデリバリーラダーを搭載します。

 また荷台部はかさ上げされ引き出しタイプのストレージボックスを備えているといい、加えて上部にはルーフキャリアも備わり、展示車にはスノーボードが積まれるなど、新型トライトンの実用性をアピールする展示となっていました。

 単に荷台へ荷物を積むだけではなく、スペースを多層的に活用できるよう工夫されており、もはやこうなると、ピックアップトラックの領域を超えた「SUV(スポーツユーティリティビークル」と言っても過言ではなさそうです。

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