手軽にクルマを洗う方法として「洗車機」というものがあります。ただし、洗車機には様々な「NG条件」が存在し、なかには車種を名指しでNGとしている場合もあります。
■「洗車機NG」なぜ存在? 様々な理由とは
クルマをガソリンスタンドなどにある洗車機で洗おうとする際、「洗車NG」となるクルマが存在します。
時にはメーカーを名指し、時には車種を名指しでNGとされるその条件とはどのようなものがあるのでしょうか。
クルマを早く綺麗にしたいという時に活用されるのが洗車機です。
お金を入れて洗車条件を選択すればクルマを自動的に洗ってくれます。
しかし、洗車機には洗えないクルマが存在します。その条件は洗車機により異なりますが、
洗車出来ないメーカーや車種では、ロータス、フェラーリ、ロールス・ロイス、ベントレー、ランボルギーニ、アストンマーチンなど。
また車種ではホンダ「NSX」やトヨタ「ランドクルーザー40系/70系」、ジープ「ラングラー」、ダイハツ「ミラウォークスルーバン」などがあり、そのなかでも日産「スカイラインクーペ」も含まれているのが意外です。
これらのNG条件としては、ボディ形状が特殊で誤検知する可能性やナンバープレート破損の恐れがあるなどが挙げられます(スカイラインクーペもナンバー破損の恐れがあるという)。
その他、クルマに備わる装備類では「ルーフボックス」、「フェンダーミラー」、「フェンダーポール」、「背面キャリア/はしご/タイヤ」などが挙げられます。
またボディサイズでもNGとなることがあり、その条件は「全長5mを超える/全長3.2m以下」、「全幅2.3mを超える」「タイヤ外幅1.9mを超える」「全高2.3mを超える」「最低地上高9cm未満」となっています。
洗車機NGについてある洗車機メーカーは次のように話しています。
「洗車機にはクルマを破損させないように様々なセンサーが取り付けられています。
そのためセンサーの誤作動が起きるようなボディ形状のものは洗えません。
またクルマに取り付けている装備品でもルーフキャリアや背面タイヤがついているのはダメですが、それ以外でも字光式ナンバーや全面がバンパーに密着していないものなども洗車機では洗えません」
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この他にも扁平タイヤなどを装着している場合にはホイールを傷つける恐れがあることから、注意が必要だと言います。