ステランティス・ジャパンは、ジープの本格オフロードモデル「ラングラー」の特別仕様車を、2024年3月2日より全国の正規ディーラーにて販売しました。
■ちょっと不思議? 特別な「ラングラー」とは
2024年3月2日、ステランティス・ジャパンはジープの本格オフロードモデル「ラングラー アンリミテッド」の特別仕様車「Freedom Edition II(フリーダム エディション ツー)」を、同日より全国の正規ディーラーにて販売しました。
今回発表された特別仕様車は、一体どのようなクルマなのでしょうか。
ラングラーはジープブランドを代表する車種のひとつ。
1941年に登場した元祖ジープの系譜を継ぐモデルで、卓越した悪路走破性能とフロントに備えられた7スロットグリルが特徴です。
そのラングラーのなかでも、スタンダードモデルとして人気の高いモデルが、今回の特別仕様車のベースとなった「アンリミテッド サハラ」です。
パワーユニットには、V6エンジン並みのパワーを発揮しつつ低燃費も両立する2リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載。
トランスミッションは高効率の8速ATを組み合わせ、悪路でも力強い加速と舗装路での滑らかなクルージングを実現し、本格オフロードカーらしいパフォーマンスを発揮します。
さらにドライブレコーダー付きのディスプレイミラーを装着するなど数々の先進装備によって安全性を高めました。
今回発表された特別仕様車は、このアンリミテッド サハラに、「Jeep Duck(ジープダック)」を基にデザインしたデカールをテールゲートに貼付。
またフロアマットにも同様の刺しゅうロゴを施したほか、130mmサイズの「Big duck(ビッグダック)」を車載した、ユーモア溢れるモデルとなっています。
ボディカラーは、人気の「ブラック」や人目を惹く鮮やかな「ブライトホワイト」、オフロードカーとして人気の高い「サージグリーン」の3色を設定。
車両価格(消費税込)は799万円です。
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今回の特別仕様車に登場したジープダックとは、カナダのジープオーナーを切っ掛けとしてアメリカ全土に流行したアイテムです。
「ジープを見つけたら、メッセージを付けたアヒルをジープの車上に置く」というコミュニケーションで、アヒルを置かれたオーナーは「ジープをダックされた」と幸せを感じ、さらに他のオーナーにも幸せを共有すべく他のジープに再びアヒルを置いていくという、ジープオーナーならではの楽しいコミュニケーションアイテムだといいます。