2024年2月29日にレクサスは一部改良を施したクロスオーバーSUV新型「NX」を発表しました。
■レクサス「NX」が一部改良!新設定されるグレードとは!?
レクサスは2024年2月29日に一部改良を施したクロスオーバーSUV新型「NX」を発表。新たに新グレード「オーバートレイル」追加しました。
新型NXに対して販売店にはどのような反響が届いているのでしょうか。
2014年に初代が誕生。SUVらしい力強さと共に安全機能も充実した走行性能から多くの人から評価されていました。
2021年に現行モデルでもある2代目のNXが登場します。2代目モデルからは2.5リッター自然吸気エンジンと2.4リッターターボエンジンに加え、レクサスでは初となるプラグインハイブリッドモデルが加わることとに。高級SUVとして、車内快適性や走行性能などの面から高い人気を得ています。
今回の改良では、走行制御やトルク配分に改良が施されました。これにより、なめらかな発進やアクセル操作に対して機敏な車速のコントロールが実現しています。
他にもリアボディの変形を抑えるためにブレースなどを追加することで、ボディ剛性を高めています。これによってステアリング操作時の反映性を向上させることで、ドライバーの意を反映させる走りを実現しています。
走行性能面では、前後トルク配分の改良が施されることで、スムーズな発進やアクセル操作に対するリニアな車速コントロールが追及され、向。
更に全てのAWD車にてトレイルモードが改良されていて、タイヤの空転を自動で制御し、接地輪に駆動力を最適に分けることで悪路走破性を向上させています。
インテリアとしては標準仕様として9.8インチディスプレイオーディオから14インチディスプレイオーディオPlusへ変更。(NX350h、NX250)
他にもエクステリアではNX350h F SPORT、NX350 F SPORTのヘッドランプが三眼振るLEDヘッドランプ+アダプティブハイビームシステムへと変更されています。
そして今回注目されているのが新グレードのオーバートレイルが新設定されたことです。
ボディカラーには専用「ムーンデザート」が採用されています。更にインテリアカラーとして専用のモノリスが設定。これによってレクサスらしいオフロード空間が演出されています。
他にもボディカラーでは、ソニックカッパーが新採用されていて、インテリアカラーもVersion Lにてソリスホワイトを追加。また、ヘーゼルが新グレードのオーバートレイルを除いた全車に設定されています。
新グレード・オーバートレイルのエクステリアとして、ルーフレール、フロントグリル、ウインドウフレーム、アウターミラー、ドアハンドルなどをブラック系のカラーで統一することで高級感を演出しています。
更にオフロード走行に適している18インチのオールテレインタイヤと標準仕様より15mmほど高くしていることで悪路走破性も向上しています。
また、新グレードのオーバーテイルはNX250を除くグレードにラインナップされています。
■新グレードが設定されることになった「NX」 販売店に届く反響の声とは?
今回、NXに新グレードであるオーバートレイルが設定されること、一部改良が施されることで車内快適性や走行性能面が更に向上することになりました。
この改良や新グレードの設定によって販売店にはどのような反響が寄せられているのでしょうか。
関東圏のレクサス販売店担当者は次のように話します。
「ありがたいことに沢山のお問い合わせを頂いております。
中でも新グレードに関するお問い合わせが多く、家庭を持たれていて休日に外出をされる人などからのお問い合わせが多い印象です。
『最近趣味でよくキャンプに行くことがあるから、凸凹路でも運転しやすいのはありがたいね』、『新しいグレードの内装のカラーリングが凄い渋くてかっこいい』といった声を頂いております」
さらに関西圏のレクサス販売店担当者は次のように話します。
「一部改良のこともあり、多くのお問い合わせを頂いております。
今回、標準装備のディスプレイに改良が入ったことに関するお声を多く頂いている印象があります。
『グレードを上げるか悩んでたけど、ディスプレイが大きくなったし手が出しやすくなってよかった』、『普段走っていても凸凹が気になることはよくあるから、走りやすくなるのは嬉しいね』などの声を頂くことが多い印象です。
幅広い方々からの声を頂きますが、他メーカーのSUVや元々NXに乗られている人など、SUVを好まれている人からの声をよく頂きます」
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なお現在、新型NXの納車時期は4月後半から5月頃が予想されています。車両価格は「NX250(2WD)の485万円から「NX450h オーバートレイル」の772万5000円です。