インドでは、日本ではなかなか見られない4列10人乗りSUVの「シティライン」というクルマが存在します。そのユニークさにユーザーからも反響が集まっています。
■4列10人乗りSUV「シティライン」に反響も!
インドの自動車市場では、日本ではなかなか見られないユニークなクルマが存在します。
なかでも、フォースモーターズの4列10人乗りSUV新型「シティライン」は、そのひとつです。クルマの“ユニークさ”に、ユーザーから反響も集まっています。
フォースモーターズは、インド ムンバイに本拠をかまえるインドの自動車メーカーです。
現在はバスやトラックなどの小型商用車やSUVを展開しており、そのなかでシティラインは商用車としてラインナップしている1台です。
ボディサイズは全長5120mm×全幅1818mm×全高2027mm、ホイールベース3050mmで、フレームには頑丈なラダーフレーム構造を採用しています。
どことなくメルセデスベンツ「Gクラス」を思わせる無骨なスタイリングですが、悪路走破性は訴求しておらず、2WDのみの設定となります。
なかでもユニークなのがシート配列で、2-3-2-3の4列10人乗り仕様になっています。
なお、4列目シート背後にスペースはなく、大人のフル乗車であれば、すき間なくかなりぎゅうぎゅうな状態です。
日本車と比べるとどうしても各種制限なども関わってくるものの、人口世界一であるインドならではのユニークなクルマといえるでしょう。
このほかパワートレインは、最高出力90馬力、最大トルク250Nmを発生する2.6リッター直列4気筒ディーゼルエンジン+5速MTのみ。車両価格は159万3953ルピー(約270万円)となっています。
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このシティラインに対し、ユーザーからは「さすがインド!」「アトラクションじゃないんだから」「さすがに乗りたくないかも笑」「足元せま!」など、日本では見られない仕様のクルマにさまざまな反響が集まっていました。
ちなみに、シティラインは安全面などの法規対応が難しいと見られることから、残念ながら日本に導入されることはなさそうです。