2021年11月16日に世界初公開された「CX-50(シーエックス フィフティ)」。2024年後半には新たにハイブリッド車が追加されるようです。
■マツダ「CX-50」とはどんなクルマ?
2024年5月10日にマツダは「2024年3月期 決算説明会」を開催しました。
ここでは、「CX-50」に関する新たな情報が明かされましたが、CX-50とはどのようなモデルなのでしょうか。
2021年11月16日に世界初公開された「CX-50(シーエックス フィフティ)」。
当初は北米向けクロスオーバーとして登場しました。
CX-50は、マツダにとって最重要市場のひとつである米国におけるビジネスを支える基幹車種として、SUVらしい存在感やオフロード性能を求める米国を中心としたお客さまのニーズを取り込み、北米のラインナップに新たに追加するクロスオーバーSUVです。
米国アラバマ州ハンツビルにあるトヨタとの合弁新工場「Mazda Toyota Manufacturing, U.S.A., Inc. (以下、MTMUS)」て2022年1月より生産を開始されました。
デザインは、マツダのデザインテーマ「魂動(こどう)-SOUL of MOTION」のエレガントな上質感とSUVに求められる力強さとタフな機能性を融合させています。
これにより、自然の中でも際立った存在感を放つクロスオーバーSUVとなりました。
さらにオフロードでも安心な最低地上高を確保し、またルーフへの積載性や使いやすいパッケージング、パノラマサンルーフを採用。
パワートレインは、ガソリンターボエンジン「SKYACTIV-G2.5T」、ガソリンエンジン「SKYACTIV-G2.5」を採用。
さらに全車「i-ACTIV AWD」を組み合わせ、さらに「MAZDA INTELLIGENT DRIVE SELECT 」によってオンロードの人馬一体の走りはそのままに、多種多様な路面においても高いコントロール性による安心・安全な走りを提供するモデルです。
また世界初公開時には数年以内にハイブリッドモデルも追加する予定だと説明していました。
その後、2023年5月に中国向けにもCX-50(ガソリン車)を発売。
さらに同年11月にはハイブリッド車も追加して発売されています。
そして今回、前述の「2024年3月期 決算説明会」にて、2024年後半にCX-50(ハイブリッド車)を導入することを明らかにしました。
この導入はすでに中国で導入されていることから、中国以外でのグローバル市場への導入に見られており、その背景に「ハイブリッド需要に応え販売増に貢献」という狙いがあります。
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なお2024年初めには広島県の業者が並行輸入でCX-50(ガソリン車)を日本に導入し、販売を開始。
最初の1台は「メリディアンエディション」という特別仕様となり、価格は998万円(税込み)となっていました。