Infoseek 楽天

900馬力超! “斬新2速AT”搭載の新型「ハイパーSUV」価格発表! 「エレトレ」納車開始へ

くるまのニュース 2024年5月17日 11時30分

ロータス初のSUVとなる「Eletre(エレトレ)」日本国内モデルが発表されました。どのようなクルマなのでしょうか。

■ロータス初「爆速SUV」の日本価格は?

 2024年5月16日、ロータス・カーズ(以下ロータス)は「Eletre(エレトレ)」日本仕様車の最新情報と価格などを発表しました。

 2022年3月、ライトウェイトスポーツカーを中心に展開しているイギリスのスポーツカーメーカーであるロータスが、同社初となるSUVタイプのEV(電気自動車)として、エレトレを公開しました。

 ロータスの約75年間にわたるスポーツカーの設計とエンジニアリングのコア技術などのDNAを取り入れた「世界初の電動ハイパーSUV」だといいます。

 そのプロポーションは、キャブフォワードのスタンスで、長いホイールベース、前後のオーバーハングが非常に短いなど、大胆かつドラマチック。

 フロント部にガソリンエンジンを搭載しないことで短く設計できたボンネットは、ロータスの象徴であるミッドエンジンレイアウトのスタイリングを踏襲しています。

 インテリアは、「ロータスのインテリアをかつてないほど新しい次元に押し上げた」と語るパフォーマンス志向で技術的なデザイン。

 4人乗りもしくは5人乗りを選択可能で、ルーフは固定式のパノラマ・ガラス・サンルーフになっており、明るく広々とした室内空間を演出しています。

 このように内外装ともにスポーティな印象のエレトレは、大きく分けて3つのグレードがあり、全モデルに7色のカラーバリエーションが用意されます。

 ベースグレードの「エレトレ」、アクティブリアスポイラーやアンビエントライティング、照明付きサイドシル、自動防眩サイドミラーなど、多数の機能が追加される「エレトレS」、最上級グレードとなり「世界最速のデュアルモーターSUV」と語る「エレトレR」です。

 ボディサイズは、全長5103mm×全幅2060-2019mm×全高1630-1636mm、ホイールベース3019mmと、ロータスのクルマの中で最も大柄です。

 パワートレインは全車、前後にモーターを搭載するフルタイム4WDで、エレトレ/エレトレSはシステム最高出力612ps・最大トルク710Nm、エレトレRは最高出力918ps・最大トルク985Nmを発揮します。

 また全モデルのフロントアクスルには1速トランスミッションを搭載、エレトレ/エレトレSはリアアクスルも同様ですが、エレトレRは2速設計となっています。

 これにより0-100km/h加速はエレトレ/エレトレSで4.5秒、エレトレRではなんと2.95秒に達し、これはデュアルモーター搭載のピュアエレクトリックSUVとしては、世界最速のスペックです。

 最高時速はエレトレ/エレトレSで258km/h、エレトレRで最高時速は265km/hに達します。

 全グレード共通で112kWhのリチウムイオンバッテリーが搭載されており、最大航続距離(WLTP値)はエレトレで600km、エレトレSで570km、エレトレRで490kmとなります。

 充電は350kW対応の急速充電器を用いた場合、約20分の充電で400km走行可能となり、また22kWの普通充電にも対応しています。

 車両本体価格(消費税込み)は、エレトレが1505万9000円、エレトレSが1816万1000円、エレトレRが2215万4000円です。

 現在も注文を受付けており、顧客へのデリバリーは2024年秋以降に開始される予定とのことです。

この記事の関連ニュース