ガソリンスタンドに入って、いざ給油しようとしたら、クルマの給油口がスタンドの反対側だった……そんな経験をした人もいるのではないでしょうか。じつは車内で「給油口が右か左か」を確認する方法があるといいます。
■給油口の位置を車内にいたまま確認できる方法があった!
ガソリンスタンドに入って、いざ給油しようとしたら、クルマの給油口がスタンドの反対側だった……そんな経験をした人もいるのではないでしょうか。
そうなると、一度バックして、隣の逆側のスタンドへ移動しなければなりません。すぐ後ろに別のクルマが待っていると、かなりの迷惑になります。
そんな事態にならないように、じつは車内で「給油口が右か左か」を確認する方法があるといいます。
自分のクルマであれば覚えているものの、レンタカーやカーシェア、代車などに乗った際は、左右どちらに給油口があるか、わからないことが多いです。
この「給油口の位置」は、同じメーカーの車種でも統一されていないことが多く、傾向と対策で判断することも簡単ではありません。
さて、いざ給油口の位置で迷った場合、運転席のメーターパネルにある「燃料の残量メーター」を見てみましょう。
よく見ると、左向きか右向きの三角形が小さく描かれているはずです。これが実は、給油口の位置を示しているのです。
■PHEVの「充電口」の場合は?
近年急速に増えている「プラグインハイブリッド車(PHEV)」の場合、エンジンと大容量のバッテリーを搭載することから、燃料の「給油口」に加え電力を取り入れる「充電口」の2つが存在します。
給油口の場所は、燃料メーターを見れば書いてあると説明しましたが、「充電口」はどうなのでしょうか。実は車種によってある場合と無い場合、バラバラに分かれています。
たとえば三菱「アウトランダーPHEV」のメーターを見ると、「ガソリンスタンドのマーク」に「左向き三角形」がついていて、「バッテリーのマーク」に「右向き三角形」がついています。
つまり、給油口は進行方向左側、充電口は進行方向右側にあることが分かります。
しかし、車種によっては、給油口の三角形はあっても、バッテリーマークには三角形が無い場合があります。この場合、不便ですが、事前に充電口の位置を確認するしかありません。
とはいえ、ほとんどの場合で「充電口は給油口の反対側」という法則があります。燃料タンクとバッテリーは別々の位置にあるため、口を同じ位置にする合理的理由も無く、逆に充電中の引火リスクがあるため、あまり互いに近づけたくないのも実情としてあります。
ということは、「燃料メーターの三角形でまず給油口の位置を把握して、その逆側に充電口があると把握する」というのが、いざ充電する時に間違えないコツと言えるでしょう。
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このような「給油口のさりげないヒント」に対し、ネット上では「このマーク、セルフスタンドが主流になった頃から付き始めましたね」「古い車だと付いてなかったりして焦るんだよな」「そもそもなんでクルマによってバラバラなんだろうか」「最近はホースが長いスタンドもあるから、位置を間違えても助かるよね」といったコメントがありました。
また、「給油口の場所なら知ってる。燃料メーターを見ればそこに三角形が書いてあるよ」というコメントもありました。