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新型“ロードスター”「テンダー」初公開! “レトロ&スポーティ”な斬新デザインがスゴイ! 「1956年式名車」イメージの「新モデル」独で発表

くるまのニュース 2024年6月8日 20時10分

ドイツを拠点とするEstellaが、BMW「Z4」をベースとする新型「Tender5.7(以下新型テンダー)」を発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。

■超絶レトロな新型ロードスター「Tender5.7」とは

 ドイツを拠点とするEstella(エステラ)というエンジニアリング会社が、BMW「Z4」をベースとするネオレトロ調の2シーターオープンスポーツのロードスター…新型「Tender5.7(以下新型テンダー)」を発表しました。

 新型テンダーは、「キング・オブ・ロックンロール」ことエルビス・プレスリーが所有していたことでも知られるBMW「507」(1956年から1959年の間に254台生産)の逸話からインスピレーションを受けてデザインされました。

 エルビス所有の507は、彼亡き後、何人かの手に渡り、いつしか納屋で何年もの間忘れ去られ、ほこりをかぶっていましたが、2014年に偶然に再発見。BMWの復元専門家によって見事、蘇りました。

 エステラは、そのような物語になぞり、507の現代版ともいえるZ4(第3世代)をベースに、独自の解釈で新たな車両を製作。それがテンダー5.7です。車名はエルビスの曲「ラブミーテンダー」に由来します。

 プロモーション動画では冒頭、507の発見がそうであったように、ほこりまみれのシーンから始まります。

 ボディパネルは、すべて新設計のカーボンファイバー製です。丸いヘッドライト、細長いキドニー グリル、サイドギル、豊かなフェンダーラインは、507を彷彿とさせます。

 コックピットは基本的にZ4を流用していますが、表皮はテンダーオリジナルで、購入者の好みに合わせてカスタムも可能となっています。

 ボディカラーはクラシカルな色合いの15色をラインナップ。販売は1色につき1台、つまり限定15台が販売される予定です。

 WEBサイトでは白と紫がすでに予約済み。価格は公表されていませんが、ドイツのメディアによるとエンジンのチューニングなどと合わせて28万8000ユーロ(約4890万円)からとなっています。

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