中国でマツダの新しい電動セダン「EZ-6(イージーシックス)」が発表されましたが、早くもそのステーションワゴン版の妄想CGが、メーカー非公認ながらSNS上で公開されました。Sugar Design氏が作成した「マツダEZ-6ワゴン」がそれですが、どのような仕上がりなのでしょうか。
■マツダの新型「“最上級”ステーションワゴン」!?
中国で発表されたマツダの新しい電動セダン「EZ-6(イージーシックス)」。早くもそのステーションワゴン版の妄想CGが、メーカー非公認ながらSNS上で公開されました。
Sugar Designというユーザーネームでインスタグラムに投稿された「マツダEZ-6ワゴン」がそれです。
EZ-6は、マツダと中国長安汽車の合弁会社「長安マツダ」が開発・製造を行う新エネルギー車(EV、PHEVなど)の第1弾。
デザインテーマ「オーセンティック×モダン」のもと、マツダのフィロソフィー「魂動」特有の生命感やエレガンスを表現しながら、電動化時代にふさわしいモダンな要素を融合。シンプルで伸びやかなクーペスタイルを打ち出す4ドアセダンです。
EZ-6は「マツダ6」(旧名アテンザ)の実質的な後継モデルとも目されています。マツダ6にはセダンのほか、ワゴンの設定もあり、その流れからするとEZ-6にワゴンが設定される可能性は十分あるのではないでしょうか。
そんな予感を後押しするのが、EZ-6ワゴンと名付けられたCG画像です。
EZ-6のルーフラインを後ろに伸ばしながらクォーターピラーをなだらかに傾斜させ、さらにクォーターウインドウの輪郭によって、流麗なスタイリングとワゴンの機能性を両立しています。
ルーフレールが追加されていますが、高さを抑えたスリムな形状であるため目立たず、むしろシルバー加飾のような印象を受けます。
リア斜めからの画像を見ると、リアオーバーハングが若干伸ばされていることが分かります。ワゴンというより、シューティングブレイク(クーペの流麗さを融合させたワゴンスタイルの呼称)寄りのエレガントな趣きとなっています。
なお、日本でマツダ6はすでに生産、販売が終了しており、メーカーの説明では「今後、セダンはマツダ3が、ワゴンはCXシリーズがその役割を引き継ぐ」としています。