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美しすぎる新型「小さな高級車」登場! “鮮烈ブルー”に「オープンルーフ」搭載! 斬新な「超レトロ仕様」の500に反響あり!

くるまのニュース 2024年6月28日 22時10分

ステランティスジャパンは2024年4月25日、コンパクトカー「500」に新グレードを追加するとともに、同車をベースとした限定車を発売。一方で翌5月には日本向けの500の生産終了を発表し、様々な反響が寄せられています。

■レトロで美しい「小さな高級車」が好評!

 2024年4月25日、ステランティスジャパンはフィアットブランドの「500(チンクエチェント)」と「500C(チンクエチェント シー)」に新グレード「1.2 Dolcevita(ドルチェヴィータ)」を追加するとともに、同グレードをベースとした限定車「Grande Blu(グランデブル)」を発売。
 
 その翌月となる5月には、日本向けのチンクエチェントおよびチンクエチェント シーの生産終了を発表したことで、このグランデブルは最後の限定車となりそうです。これについてSNSでは様々なコメントが寄せられました。

 チンクエチェントは、愛らしいフォルムと扱いやすいボディサイズを備える、フィアットブランドを代表するコンパクトカーです。

 現行型は2007年に世界デビューし、2008年に日本で発売。17年にわたって販売され、幅広い年齢層から支持を集め続けてきました。

 通常タイプのチンクエチェントのボディサイズは、全長3570mm×全幅1625mm×全高1515mm。定員4名の3ドアハッチバック車です。

 これに電動キャンバストップ機構を採用したカブリオレモデルがチンクエチェント シーで、ルーフが開閉することで爽快かつ開放的なドライブが可能となっています。

 同車に追加された新グレードの1.2ドルチェヴィータは、パワーユニットに最大出力69馬力・最大トルク10.4kgmを発揮する1.2リッター直列4気筒エンジンを搭載。

 とくに日常的に使用される低回転域においてスムーズな走りを披露し、さらに低燃費も実現した経済性の高い仕様となっています。

 そして限定車のグランデブルは、この1.2ドルチェヴィータをベースに、特製のボディーカラー「エピックブルー」を採用。

 またインテリアにはブルーのレザーシフトノブやインストルメントパネルを特別装備したほか、チンクエチェント シーには、キャンバストップのカラーに「アイボリー」を導入するなど、カラーコーディネートに優れた仕様となっています。

 このチンクエチェント 1.2ドルチェヴィータの車両価格(消費税込)は、ハッチバックモデルが309万円で、カブリオレモデルが326万円。

 また限定車のグランデブルは、ハッチバックモデルが315万円で、カブリオレモデルが332万円で、350台のみの販売となります。

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 今回の限定車や、日本向けモデルの生産終了が発表されたことで、SNSではチンクエチェントについて様々なコメントが投稿されています。

「チンク無くなっちゃうの!? デザイン良くて好きだったのに」「現行モデルも気がつけば登場から17年も経つんですね」「今の時代に17年も売れ続けて惜しまれるなんて立派な名車だと思う」など、生産終了や販売期間に驚く声が見られるほか、「乗ってるけど狭い道の運転もめっちゃ楽!」「トコトコ走るだけで楽しいクルマです」「あのデザインが好きなので現行のチンクを大切に乗り続けます」といったオーナーからの投稿も。

 また、「イタリア本国ではハイブリッド仕様あったよね?」「日本未導入のMHEV仕様を待ってたのに~」と、ハイブリッドモデルの日本導入に期待していたという人も少なくないようです。

 そのほか、「後継車の“500e”でハイブリッド仕様を開発してるらしいから将来に期待してます」「もっと小さくして軽自動車にしたモデルも出して欲しかった」「なんで国産メーカーでこういうオシャレなクルマを作らないんだろう?出せば絶対売れるのに」といった後継車や派生モデル、および国内メーカーの新型車に期待する声もあり、17年経過した今もチンクエチェントの魅力的なデザインがユーザーを魅了し続けていることがうかがえるものでした。

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