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「コスパ最高!」 “200万円台”から&「8人乗り」シートがイイ! 標準“5ナンバーボディ”の日産「セレナ」ってどんなクルマ?

くるまのニュース 2024年7月5日 10時10分

ミドルサイズのミニバンとして多用途性と快適性で人気を博している日産「セレナ」は、一体どんなクルマなのでしょうか。

■日産「セレナ」の魅力とは?

 ファミリー層を中心に、ちょうどいいボディサイズと利便性で人気を博しているミドルサイズのミニバン。
 
 そのなかで日産「セレナ」は、発売当初からミドルサイズミニバンを代表する1台として、確固たる地位を築いています。
 
 ミニバンクラストップの車内空間や、8人乗りシートなどの特徴があるセレナは、一体どんなクルマなのでしょうか。

 セレナの初代モデルは1991年6月に登場。

 発売当初は「バネット・セレナ」と名付けられており、1994年のマイナーチェンジに伴いセレナに変更されました。

 車名のセレナはスペイン語で「晴れ晴れとした、平穏な」という意味を持ち、当時スペインのバルセロナ内にある工場でも生産されていたことに由来するといわれています。

 1999年登場の2代目からはフロント横置きエンジン+前輪駆動のレイアウトに変更。

 専用設計のシャーシを採用し、ミニバンに乗用車レベルの乗り心地と高レベルなハンドリングを持ち込んだパイオニアとされ、大きな注目を集めました。

 また乗用ミニバンとして初めて両側スライドドアを採用し、他車の同セグメントモデルよりも一歩先を行く存在でした。

 以来、一貫して大空間を特徴とするファミリー向けミニバンとして進化し続けています。

 そして現行モデルとなる6代目は2022年11月にデビュー。

 ボディサイズは、全長4690mm-4765mm×全幅1695mm-1715mm×全高1870mm-1895mmと、標準的なグレードでは5ナンバー枠内に収められているのが特徴です。

 エクステリアは5代目のルックスを踏襲しつつ迫力系のデザインへと生まれ変わり、フロントフェイスには日産の新たなデザイン言語である「デジタルVモーショングリル」が採用されました。

 インテリアは12.3インチカラーディスプレイがオプションで選択でき、メーターパネルも含め、インパネが先進的なものにリデザイン。

 そのほか、スッキリまとめられたエアコンまわりやボタン式のシフトスイッチなど、水平基調でまとめられた高級感のあるデザインに仕立てられています。

 また、ミニバンの中でもトップクラスの室内長と室内幅を誇り、広々としたゆとりのある空間を実現。

 3列目シートにはシートスライド機構が標準装備され、ゆったりとした座席幅と厚みのあるクッションが快適な座り心地を提供しています。

 さらに、新車特有の臭いがしにくい素材を使用し、車内の不快な臭いを抑えるためにエアコンの吹き出し口にプラズマクラスターイオンを含ませるなど、車酔いを防ぐための工夫も施されています。

 パワートレインは、最高出力150馬力・最大トルク200Nmを発揮する2リッター直列4気筒ガソリンエンジンモデルと、最高出力98馬力・最大トルク123Nmを発揮する1.4リッター直列3気筒ガソリンエンジンに、モーターを組み合わせたハイブリッドシステム搭載のe-POWERモデルがラインナップ。

 駆動方式は基本2WDで、ガソリンモデルのみ4WDも選択が可能です。

 そのほか3列シート7人乗り/8人乗り以外にも2列シートのマルチベッドや、福祉用車両、さらには日産モータースポーツ&カスタマイズが手掛けたAUTECH仕様も設定されています。

 価格(消費税込)は276万8700円から479万8200円です。

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