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レクサスが「アウトドア仕様のSUV」を実車展示! ゴツゴツデザインに注目! スノーピークとコラボした斬新テントカーもすごかった!

くるまのニュース 2024年7月2日 19時10分

2024年6月に開催された東京アウトドアショー2024にて、レクサスはスノーピークとコラボレーションし、「人と自然とモビリティの共生」を体感できるブースを展開しました。

■スノーピークとのコラボで「自然とクルマの共生」を表現

 2024年6月28日から30日まで、千葉市美浜区の幕張メッセで東京アウトドアショー2024が開催されました。
 
 レクサスはキャンピングギアのトップブランドであるスノーピークとコラボレーションし、「人と自然とモビリティの共生」を体感できるブースを展開しました。

 今回のブース全体のコンセプトとされていた「LEXUS OVERTRAIL PROJECT(レクサスオーバートレイルプロジェクト)」とは、モビリティ・ギア・体験の3つを軸に、カーボンニュートラル社会の実現や、大自然と共生しながら、アウトドアライフスタイルを彩るクルマの楽しさを様々な活動を通じてご提供する取り組みだといいます。

「OVERTRAIL」は、陸路や森林・原野等の未舗装路を意味する「Overland」と「Trail」を組み合わせ、自然とのつながりや道を切り開くイメージを付与した造語であり、気軽に楽しめる近所の公園でのピクニックやキャンプなどカジュアルな「アウトドア」から、山道・雪道・砂漠などの「オフロード」、アクセスしにくいエリアを自由に旅する本格的な「オーバーランディング」まで、幅広いアウトドアライフスタイルに寄り添いたいという想いを込めているそうです。

 その OVERTRAILを表現するために、レクサス「GX550 OVERTRAIL+」にはJAOS製のパーツを組み込みオフロード性能を上げた状態にし、スノーピーク製のフィールドトレーラーを牽引するスタイルで展示していました。

 GX550自体の存在感とともに、ルーフトップテントを備えたカーゴトレーラーを牽引し、どこまでも旅をするスタイルはまさにOVERTRAILのコンセプトそのもの。

 トランクには食料やキャンプギアを詰め込み、気が向いたところでルーフトップテントを展開すればあっという間に自分だけの世界が出来上がる、自然と共生するスタイルを表現しています。

 GX550自体のトーイング能力が優れていることも改めて体感できる展示となっていました。

 また、「NX450h+ OVERTRAIL」や「RZ OUTDOOR CONCEPT JAPAN STLE」は OVERTRAILやアウトドアスタイルを盛り込み、レクサスの自然と共存するカーライフの可能性を表現しています。

 そしてブースの先端にはバギーらしき車両を発見。

 この車両はROV(Recreational Off highway Vehicle)と呼ばれ、レスポンスの良さと五感を刺激するサウンドを楽しみつつ、オフロード車でも行けない場所へ一歩踏み込み、自然と共生しながら、走りを楽しむライフスタイルの実現を目指すコンセプトカーです。

 東京オートサロン2024や昨年の東京アウトドアショー2023、スーパー耐久の場などで展示されてました。

 そんなROVですが、ドアパネルには「CN」のステッカーが貼られていました。

 これはカーボンニュートラル燃料で走行することを示しています。

 また自動車用表皮の世界初の試みとして「皮革組織再生複合材」をシートとステアリング表皮に採用。

 これは自動車向けの本革の端材をリサイクルし、本革の持つ温かみと地厚感、しっとりと柔らかい触感と安定した品質を表現したものとなります。

 クルマのシートやステアリングに使われる本革は、耐熱性(極寒から極暑まで)の要件が非常に厳しく設定されていることと、高級な風合いを生かすために傷などが無い本革を使用していますが、ほんの少しでも傷がついてしまうと廃棄されるとのこと。

 その革を提供してもらう生物の命を無駄にしない想いから、本来廃棄される部分をリサイクルし再生複合素材として生き返らせ使用するという試みです。

 再生複合材という名称では本革とは違うものと思いがちですが、その手触りや風合いは本革そのもので、しっかりとした素材になっています。

 このような新素材も今後未来のクルマには普及していくかもしれません。
 
 今回展示された車両はROVはカーボンニュートラル燃料、GX550はガソリンエンジン、NX450hはハイブリッド、RZはBEVと4台全てでエンジンや燃料の組み合わせが異なるということも示しています。

 どのような車両でも、人生を豊かにするレクサスの世界観とスノーピークとのコラボによる「人と自然とモビリティの共生」を表現したブースとなっていました。

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