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5速MTのみ! 新型「小さなスポーツカー」発表! 全長4m以下の「小型ボディ」にパワフルな「ターボ」搭載! 衝撃の「本格スポーツ仕様」は695最後のモデル

くるまのニュース 2024年7月17日 22時10分

ステランティスジャパンは2024年7月3日、「アバルト」ブランドの「695」シリーズ最後のモデルとなる限定車を発売しました。

■本格的な「スポーツ仕様」に興奮!

 2024年7月3日、ステランティスジャパンは「アバルト」ブランドから、高性能スポーツモデル「695」シリーズ最後のモデルとなる限定車、「ABARTH 695 75° Anniversario(アバルト695 セッタンタチンクエ アニヴェルサーリオ)」を発売しました。

 アバルトは、同じくステランティスグループに属するイタリアの自動車メーカー「フィアット」の車種にチューニングを施し、高性能化したモデルを独自に展開しているブランドです。

 今回、最後の限定車が発表された695シリーズは、フィアットのコンパクトカー「500(チンクエチェント)」をベースにチューニングしたアバルト「595」の、さらにハイパフォーマンス仕様にあたるスポーティなモデル。

 2024年5月末をもって695の日本向け生産が終了になったことから、この限定車が695シリーズにおける最後のモデルになるといい、車名に採用された「75°」は、アバルトブランドが設立から75年を迎えることに敬意を表したものです。

 同車は695シリーズのハイエンドモデル「Competizione(コンペティツィオーネ)」のパワートレインをベースとし、人気の外装色「Nero Scorpione(ブラック)」にゴールドアクセントを組み合わせた特別な外装デザインを採用します。

 搭載するパワーユニットは、最高出力180馬力・最大トルク230Nmを発揮する1.4リッター直列4気筒ターボエンジンで、足回りには大径フローティングブレーキディスクを装備してブレーキ性能を強化。

 これに組み合わせるトランスミッションは5速MTのみという本格的なスポーティ仕様が、ファンならずとも興奮を呼び起こします。

 また、本モデルはこの排気量にちなんで、世界限定1368台の限定販売です(日本国内向けは350台限定)。

 そのほか、695シリーズ最後のモデルらしく数多くの特別アイテムが採用され、ヘッドレスト一体型専用スポーツシート(Sabelt製)、17インチ14スポークアルミホイール(ゴールド塗装)、専用エンブレム、ABARTHサイドストライプおよびスコーピオンルーフデカール(ゴールド)などが標準装備されます。

 このアバルト695 セッタンタチンクエ アニヴェルサーリオの車両価格(消費税込)は、550万円。

 日本国内では、右ハンドル車が250台、左ハンドル車は100台のみ用意されます。

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