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最新「スピード取り締まり」に驚きの声! 恐怖の「おいでおいで作戦」がスゴイ! 「気付いたら“一網打尽”」に反響集まる

くるまのニュース 2024年7月13日 12時10分

新たな交通取り締まりとして、通称「“おいでおいて”作戦」が北海道で行われているようです。これに対し、SNSなどではさまざまな反響が寄せられていました。

■慣れない道を走る際にはとくに注意を

 警察による速度違反などの交通取り締まりのなかでも、北海道の一部地域で始まった通称「“おいでおいで”作戦」が行われているといいます。
 
 こうした謎の取り締まりに対し、SNSなどでは多くの声が集まっています。

最新型レーダーパトカーが違反車両に「おいでおいで」!?[Photo:北海の玉]

 取り締まりが行われていたのは、定山渓付近(札幌市南区)の国道230号線でした。

 取り締まりポイントは、中山峠の頂上にある「道の駅 望羊中山」から札幌市街方面へ6キロメートルほど向かった場所で、緩い下り坂のカーブを抜け、見通しの良い直線区間に入ったところで、ずっと向こうから最新型のレーダーパトカーが測定していました。

 最新型のレーダーパトカーは、遠方かつ「前後」から測定可能な新型レーダーを強力な“武器”となっています。

 峠を過ぎた緩い下り坂をオーバースピードで進むクルマに対し、近付くよりもかなり手前から違反を確認できるのです。

 対象車両が近づいてくるタイミングで警察官が計測するパトカーから降り、誘導灯を「おいでおいで」と振りながらその場に違反車を引き込み、速やかに違反処理を行うことが可能となります。

 通常の速度取り締まりでは速度の計測者や誘導担当、逃走を阻止するため控えるパトロールカーや白バイ、そして事務処理担当と、多くの人員を割いて行います。

 これに対し、最新レーダーパトカー1台とその乗員の2名程度で済むのが、この取り締まりの画期的な点といえます。

 この“おいでおいで作戦”の名付け親である、交通取り締まり系 YouTube チャンネル「北海の玉」を運営する玉さんは次のように話します。

「追跡のための手間や時間のロスもなく違反車が次々と検挙されており、非常に効率的だと感じました」

 しかし効率的な反面、デメリットもあるといいます。

「警察官が違反車を停車・誘導するために道路方面へ出て行くため、暗い夜間に行うのは危険が伴う取り締まり方だと感じました。

 また違反車が余裕をもって入れる広いスペースが必要なので、市街地など空き地が少ない地域では難しいのではないでしょうか」

※ ※ ※

 そんな新たな取り締まり手法に対し、SNSなどではさまざまな反響が寄せられていました。

 多かったのは「そんなやり方があるんだ!」「慣れない土地を走るときは特に注意しないと」といった驚きの声でした。

 また「初めて行く道で、小高い丘を登って下る時とか要注意」と、郊外路などで比較的多く遭遇する取り締まりの事例を挙げ、注意を喚起する意見もありました。

 いっぽうで「法定速度を守っていれば何も問題なし」とする声もありました。

 しかし同一の道路であっても、カーブの有無などによって制限速度自体が変化することに加え、不意の下り坂で意識せず自車の速度が上昇していることもあり得ます。

 取り締まりの有無にかかわらず、運転中は常に速度と標識を意識しながら、安全に走ることが重要といえます。

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