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トヨタ新「商用バン」がスゴい! 斬新大口顔×6速MTもアリ!? アルファードとは違う!? 「プロエース」とは? 日本人の反響は?

くるまのニュース 2024年7月21日 7時40分

日本の自動車メーカーが製造していても日本未発売のモデルは数多く存在します。そのなかでもSNSを中心に日本国内での販売を熱望されているモデルに「プロエース」シリーズがありますが、どのようなクルマなのでしょうか。

■日本未発売!欧州で活躍するトヨタのスタイリッシュ商用バン「プロエース」

 いまや国産メーカーも日本国内よりも欧米や欧州など、海外のマーケットを中心に開発されているモデルが数多くあります。

 そのため、海外では人気でも日本国内では取り扱っていないことで、馴染みがないモデルも存在するのが現状です。

 そのなかでも、トヨタの商用バン「プロエースシティ」、乗用車モデルの「プロエースシティ/ヴァーソ」は欧州を中心に人気の高いモデルです。

 また、プロエースシリーズはバリエーションが豊富で、最上位モデルは全長5413mmの「プロエース マックス」などがあります。

 プロエースシティのプラットフォームは、シトロエンやプジョー、フィアットなどの合併で誕生したステランティスグループからOEM供給を受けています、
 
 数多くのバリエーション展開のプロエースシリーズですが、需要が高いのは商用バンのプロエースシティで、シンプルながらも使い勝手の良さが高い支持を得ています。

 エクステリアは、日本でも馴染みのあるシトロエン「ベルランゴ」と共通のものを使用しており、欧州車特有のボンネットが大きくせり出したスタイルで、サイドビューやリアビューは酷似した造形です。

 ただし、ベルランゴと違い、バンパー周りやタイヤアーチ周り、ドアプロテクターの無塗装樹脂は装着されておらず、商用バンとは思えないほどの高級感です。

 また、フロントマスクは精悍なヘッドライトとグリルをつなげないシンプルかつ迫力のある造形で、トヨタ車というよりは、レクサス車に近い気品の高いデザインに仕上がっています。

 ボディサイズは全長4403mm×全幅1848mm×全高1800mm、ホイールベース2785mmで全体的には小型ミニバンに近いサイズといえます。

 ただし、全幅は同社最上級ミニバン「アルファード」に近いということもあって、日本の交通事情では取り回しに若干気を遣うことになるかもしれません。

 もちろん、広めの全幅は居住空間に活かされており、スクエアな荷室や3つの座席が並んだリアシートの快適性に繋がっています。

 パワートレインは6速MTの1.2リッターガソリンエンジン、6速MTと8速ATの1.5リッターディーゼルエンジンがあります。
 
 さらに電気自動車のラインナップも加わっていて環境問題にシビアな欧州では人気が高いようです。

  価格は、ガソリン車が2万5560ユーロ(約440万円)から、ディーゼル車が2万6760ユーロ(約476万円)から、電気自動車が3万9240ユーロ(約676万円)からとなっています。

 このように日本でこそ取り扱われていないプロエースシリーズですが、SNSでは注目を集めておりさまざまな声が寄せられています。

 多くのコメントとしては「日本のMクラスミニバンもこういう商業ジャンルを展開したら人気出るんじゃないかな」や「加飾を排した道具感、いいですね。最近、日本でも道具感のある車が人気あるので、導入されれば売れると思うけどなあ」など、日本導入を望む声が寄せられていました。

 ほかにも「ハイエースよりオシャレでアルファードよりギラついてない」や「何だこれ普通にカッコイイな、オラオラ顔のミニバンより1万倍いい」など、トヨタとフランス車のデザインの融合を高く評価するコメントも寄せられていました。

※ ※ ※

 全長4500mm以下のミニバンは日本でもラインナップが少なく、プロエースシティの日本導入を望んでいる声が多いようです。

 フランス車ならではのおしゃれな内外装のデザインとトヨタのテイストを盛り込んだプロエースシティは、日本でもヒットするかもしれません。

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