NEXCO中日本 東京支社は7月19日、公式SNSで神奈川県内での高速道路の事故映像を投稿し、話題になっています。どういった映像なのでしょうか。
■パトロール隊の目の前で！
NEXCO中日本 東京支社が公式SNSで、衝撃の事故映像を投稿し、話題になっています。
いったい何が起きたのでしょうか。
7月19日に投稿された動画では、東名海老名JCTから圏央道へ向かおうとする、NEXCOの道路点検車のドライブレコーダーの映像が映し出されています。
前方には、同じく本線へ合流するトラックの姿が。しかし合流したあと、トラックは少しずつ吸い寄せられるように、左の壁に近づいていきます。
その瞬間、トラックは右へ急ハンドル。荷台が大きく振られたトラックは制御不能となり、勢いよく横転します。
道路パトロール隊の目の前で起きた単独横転事故。勢いよく土埃が舞い、パトロールの隊員は思わず「おおお…！あぶない！あぶない！」と叫び、すぐさまサイレンを鳴らして路肩へ停車します。
事故の瞬間が克明に捉えられた映像に、コメントでは「なんというタイミング」「事故だけどすぐ対処してもらえるから運が良いね」「どうしてこうなる…」など、早速さまざまな声が上がっています。
この映像は、道路のパトロールを委託する中日本ハイウェイ・パトロール東京が、公式サイトで公開している啓発動画です。
同サイトでは、この状況を「合流部では、周りから来る車を気にするなど、多数の確認行為により、自らの危険に気付くのが遅れてしまったようです」と分析。
「スピードが出ている中、壁にぶつからないよう急ハンドルで回避しようとしたため、トラックは重心が高いので横転していまいました」（同）
今回の投稿を行ったNEXCO中日本 東京支社は、本文で「スピードの出しすぎや急ハンドルはせず、前方の確認も怠らないようにしましょう」と注意喚起を行っています。