スズキのドイツ法人は、「ジムニー（日本名：ジムニーシエラ）」の新たな特別仕様車「ジムニー ホライゾン」を発売しました。どのようなクルマなのでしょうか。
■スズキ新型「“2人乗り”コンパクトSUV」公開
スズキのドイツ法人は、コンパクトSUV「ジムニー（日本名：ジムニーシエラ）」の新たな特別仕様車「ジムニー ホライゾン」を900台限定で発売しました。
ジムニーは1970年の発売以来、国内外で多くのファンに愛され続けている世界最小クラスの本格四輪駆動車。現行モデルは2018年に登場した4代目になります。
日本では軽自動車モデル（ジムニー）と小型車モデル（ジムニーシエラ）の2本立てですが、軽規格の存在しない海外では、日本でいうジムニーシエラが「ジムニー」という名称で展開されています。
ドイツでは2021年から規制の関係で、リアシートのない2人乗り商用車として販売されています。シート背後にパーテーションが設置され、それより後ろがフラットフロアのラゲッジスペースになっています。容量は863リッターです。
外装は日本仕様の標準グレード「JL」に近い内容となっており、ホイールは黒のスチール製です。パワーユニットは1.5リッター直列4気筒エンジンで、最高出力102ps・最大トルク130Nmを発生します。ギアボックスは5速MTのみ。日本仕様に設定の4速ATはありません。
そんなドイツ仕様の特別限定車として今回発売されたジムニー ホライゾンは、エクステリアを純正アフターパーツで飾ったドレスアップモデルです。
追加パーツは、SUZUKIロゴ入りフロントグリル（ダークグレーメタリック塗装）、フロントバンパーアンダーガーニッシュ（金属調塗装）、サイドアンダーガーニッシュ（金属調塗装）、マッドフラップ、スペアホイールカバー、取外可能なトレーラーヒッチ、専用デカール。
ボディカラーはミディアムグレーが採用され、ジムニーの武骨で堅牢な個性をより引き立てています。価格はノーマルより2850ユーロ（約49万円）高の3万2340ユーロ（約560万円）となっています。