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5速MTあり! ダイハツ「“精悍”顔ミニバン」実車公開! 全長4.4m「ちょうどイイサイズ」×スポーティな「赤アクセント」採用! 「セニア」インドネシアで展示

くるまのニュース 2024年7月23日 6時40分

ダイハツインドネシア法人は「ガイキンド インドネシア国際オートショー2024(GIIAS2024)」に、コンパクトミニバン「セニア」を展示しています。どのようなクルマなのでしょうか。

■インドネシアの若年家族に向けたモデル

 ダイハツのインドネシア法人は2024年7月17日から28日までインドネシア・ジャカルタで開催の「ガイキンド インドネシア国際オートショー2024(GIIAS2024)」にブース出展を行いました。
 
 同社のブースでは、インドネシア現地で生産・展開するコンパクトMPV(ミニバン)「セニア」も展示されています。どのようなクルマなのでしょうか。

 セニアは2004年に登場した5ドア7人乗りミニバンです。トヨタとの共同開発モデルで、トヨタでは「アバンザ」として展開されています。

 展開する地域では、未舗装の悪路が多いうえにスコールなどの豪雨にも見舞われることから、最低地上高は高めに設定され、SUVとミニバンを融合させたようなスタイリングになっています。

 現行型は2代目で、2021年11月に発売。10年ぶりにフルモデルチェンジが実施され、新プラットフォーム「DNGA」を用いて走行性能を向上させたほか、駆動方式をFF(前輪駆動)に変更。

 パワートレインは1.3リッターと1.5リッターの直列4気筒ガソリンエンジンに新開発のCVTまたは5速MTを組み合わせます。

 ボディサイズは全長4395mm×全幅1730mm×全高1700mm、ホイールベースは2750mmです。

 エクステリアも大幅に刷新され、大型ロアグリルや精悍な鋭いヘッドライト、レッドのアクセントカラーを配すなど、メインターゲットとなるヤングファミリーに向けたスタイリッシュなものを採用。

 インテリアもカーボン風の加飾パネルやレッドのアクセントカラーを取り入れ、上質でスポーティなイメージを表現しました。

 先進機能では衝突被害軽減ブレーキや誤発進抑制、車線逸脱防止支援、360度モニターなどを設定し、安価なモデルながらも安全装備を充実させました。

 インドネシア現地でのセニアの価格は2億2265万ルピア(約217万円)から2億7835万ルピア(約271万円)に設定されています。

※ ※ ※

 なお、今回のGIIAS2024ではセニアのほか、日本で販売しているコンパクトSUV「ロッキー」ハイブリッドモデルや現地でのみ展開するコンパクトカー「アイラ」「シグラ」なども展示。

 ダイハツは「マルチパスの考え方に基づいて、インドネシアのお客様に多様な選択肢の中から最適なクルマを選んでいただき、インドネシアにおける低炭素社会の実現に貢献していく」としています。

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